シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は、千客万来。新年に久しぶりのお顔を見せに来てくださった方々と、楽しく過ごさせていただきました。
色々な方とお話をさせていただいていると、何かしら気づくことがあります。
今日いらしたおひとり、宇奈月温泉の「延楽」の若主人上山さんが、昨年人生でこれほどと思う程お叱りを受けたというお話をされました。
東京で映像会社や旅行代理店の仕事をされて、旅館のお仕事を継いだばかりの彼にとっては大変な日々だったことでしょう。
それでも、彼はシナリオ・センターで学んでいたことで、想像力をめいっぱい働かせて、お客様や従業員に対応されたとか。
お聞きしながら、想像力の大切さを再確認しました。
聞く耳を持つことで、お叱りも変化させることができます。お叱りは、趣味のクレーム(笑)以外は、興味があるからこそでてくるものです。
きちんと聞くことで、相手の背景事情を想像し、それぞれの視点の違いを発見します。そこではじめて誠心誠意対応することができるのです。
このような研修を、「一億人のシナリオプロジェクト」担当の新井は、今日は名古屋でやっています。
今度の日曜日は、126期シナリオ作家養成講座の説明会です。
いらっしゃる方々が、どんな想いでシナリオの勉強をされたいのか教えていただきたいと思っています。
そして、シナリオを学ぶことの面白さを知っていただきたいし、シナリオの多様性もわかっていただきたい。
人は皆、今話題のゲスの極み乙女もうたっているけれど(笑)「私以外は私じゃないの♪」です。 私以外は私ではないということは、誰一人真似もできないし、変わることもできない唯一無二の存在ということです。
私の創作は私だけのもの、私の想いや考えも私だけのものなんです。
だから、誰とも違う創作ができるのですが、反対に私以外は私ではないのですから、伝え方を間違えると失敗します。
私以外の人に、できるかぎりたくさんの人に私の想いや考えをちゃんと伝えることが必要ですね。
シナリオ・センターでお教えするシナリオの技術は、伝え方の技術。
この想いをたくさんの人に伝えるなら、こうした見せ方、こういう方法、やり方だとわかりやすくて伝わるよねという技術をお教えしていきます。
基本の技術を学ぶことで、シナリオのみならず、前述した研修にも、小説やゲームシナリオ、戯曲、ラジオドラマ、アニメetcetc・・・なんでもござれになるんです。
日本で一番多くのシナリオライターを輩出し、その出身ライター達がどこかで毎日どなたかのシナリオが放映されたり、上映されたりしている・・・それだけの技術を身につけることができます。
説明会でも、この技術を体験することができます。
まずは、初めることの勇気を、一歩踏み出すために説明会へおいでください。
せっかくの日曜日ですが、気持のよい日曜日になりますよ。
1月17日(日)午前10時半、午後1時半と2回あります。