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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

映画はやっぱりいい

シナリオ・センター代表の小林です。今週末は、東京も雪とかすごく寒いとか・・・いやですね。 身体って勝手なもので、12月やお正月の暖かさになれてしまった身体は、平年並みと言われてもそうは思えない。むしろいつもより寒く感じてしまっている。
人間関係にも言えますよね。「こいつはこういう奴」って、他人から聞かされてから実際に会うと、知らないうちに「こういう奴」のイメージで見ている。 聞いていたよりいい奴だと自分の目でみえたときはいいけれど、そうでないととんでもないことになるかもしれない。
思い込みをしない、先入観を持たないということは、人としても大事だけれど、創作する者は、特に肝に命じなければいけないと、急に思い出した寒さでした。

林監督

昨年ミソ帳倶楽部でみせていただいた林海象監督の「GOOD YEAR」がスェーデンのベステルオース国際映画祭で「最優秀撮影賞」を獲られたそうです。
おめでとうございます。
林監督の映像美は、常に高く評価されていますけれど、改めて外で評価されると、自分のことのように嬉しいです。 林監督は、現在「LIFE」の撮影にかかっていらっしゃいます。
十字架

「地雷を踏んだらサヨウナラ」「長州ファイブ」などで国際的にも高い評価を受けている五十嵐匠監督が新たな映画を作りました。
2月6日からスバル座で上映される映画「十字架」。
五十嵐匠監督もシナリオ・センター出身でいらっしゃいます。
今回の映画「十字架」は重松清さんの原作で吉川英治賞を受賞した素晴らしい作品なのですが、「いじめ」がテーマで暗いお話しのせいか、なかなか映画化が難しかったそうです。

お話は、中学2年生のときにフジジュンという男の子が自殺。遺書によってなぜか親友にされたユウ、自分の誕生日がフジジュンの命日になってしまったサユ、いじめを知りながら何もしなかったユウたち同級生を決して許さそうとしない父親、泣き息子の思い出だけにすがって生きる母親のそれぞれの20年の心の軌跡を描いています。20年後たどり着いたところは・・・。「怒り」「悲しみ」が「赦し」「癒し」へと変化していく感動の映画となっています。
主人公のユウに小出恵介さん、サユに木村文乃さん、父親に永瀬正敏さん、母親に富田靖子さんが演じています。

2月、まだ日時は決まりませんが、公開を記念して「ミソ帳倶楽部~達人の根っこ~」に五十嵐監督と関プロデューサーをお招きして、映画作りについてお話をしていただく予定です。
是非、楽しみにしてください。

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