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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

大人ってなんだ。

シナリオ・センター代表の小林です。日本中が大寒波に覆われるとのこと・・・寒さ対策を十分してお出かけくださいね。
明日も雪がどうなるか心配です。雪は、こちらの思惑を超えるので、休講にすべきかどうか、いつも悩みに悩んでしまいます。
明日はどうなるのか、ホームページに掲示はしますが、気象情報・交通情報をよく見て、個々で大人のご判断くださいね。

大人の判断と申しましたが、最近の私のマイブームは「大人」。今更ですが「大人」に、はまっています。 (笑)
私自身はすっかり歳だけは大人になっちゃったんですが、大人になりきれていないことを自覚することも多いのです。
昨今、私だけでなく
世の中を見渡したとき、本来大人でいなければならない人たちが、あまりにも心も頭も大人ではないと感じることが増えています。
子供の心のすばらしいところは持ち続けたいものですが、子供の部分と大人の部分をきちんと分けられるのが「大人」というのでしょうね。

大人になるってどんなこと

糸井重里さんのほぼ日で、吉本ばななさんが、「ほんとうのおとなになるために」と題して「大人」について対談されているのですが、「なるほど!」と思うことをおっしゃっていました。

「ほかのひとの好みも認めるというところに、大切さがある」
「自分はこうだから、みんなもこうなってねというんじゃなくて、自分はこうで、みんなは違うけれど、まぁ、それもあるんじゃない?というふうに思えるかどうかが大きな違いなのかなと思います。いまの時代、それが足りない気がして」

とても素晴らしいと思ったのは、「隙間」のお話し。 「自分がこういう生き方ですとはっきり打ち出したとしても、あの人とは全然違うということになると、そこに隙間が生まれます。すると、その隙間から急に別の違うものが出てくるんです。隙間がないと、人類が進化しないんじゃないかと思って」

ね、いいことおっしゃっているでしょう?(笑) その隙間が生まれるためには、他人の話を聴かなくてはいけないのですね。
他人の話を聴くことは、単純に言うと進化ができるということだと思います。 創作は、その隙間が生み出すものではないかと思います。
「こうだ!」と決めつけたら、そこで終わってしまいます。
今年のシナリオ・センターのテーマは「聞く耳」と新年にお話しましたが、今年は、「聞く耳」を持って「隙間」を生み出したいでと自身にも言い聞かせました。歳を取っただけではない、ほんとうのおとなになるために。

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