シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日、富士山河口湖映画祭シナリオコンクールのご報告をさせていただきましたが、担当が代休だったので、授賞式の写真を入れることができず、私がスマホで撮った富士山で失礼させて(というかごまかして・・・)いただいちゃいました。すみません。(笑)
なので、今日こそ授賞式の写真を入れさせていただきます。
パーフェクトにシナリオ・センター勢揃いの授賞式ですから、載せないわけにはいきません。嬉しいことは、ずーーっとずーーっと嬉しいですから。
河口湖に続け!っていわれても、コンクールってすごく大変ですね。
テッペンとるのはたった一人。何千本の中から、何百本の中から1本。最終審査で1%前後です。
最近は、図々しくも当たり前のように言っちゃっていますが、シナリオ・センターで9割以上のコンクールを制覇するって、奇跡に近いすごいことなのですよね、ホントは。
でも、その奇跡を起こしている事実は歴然とあるわけで・・・。(ちょっと自慢)でも、どうしてなのだろうって、シナリオ・センター自身自問自答しております。(笑)
一番の要因は、センター受講生は書きこんでいるからです。
書かなければうまくなりません。
全然書かないのに、「私って、すごい、プロとして活躍できる」っていう自信を持っていらっしゃる方が、案外おいでです。本当です。(笑)
どんなに頭の中で、色々な奇抜なアイデアや発想が浮かんでいても、名セリフが浮かんだり、映像が見えて来ても、シナリオに書かなくてはただの妄想です。
書いて、書いて、書くこと。書いて初めてシナリオなのです。
シナリオ・センター受講生は、毎週宿題を書く、20枚シナリオを書く、その書く癖が、力をつけているのです。
もうひとつの要因は、感覚で書いていない、シナリオのスキルを持っていることです。 講座では、宿題を書いてもらいながら、徹底的に映像表現の技術をお教えしています。
こんなことを書いてはダメ!というような感覚的な教え方はありません。
一人一人が書きたいものを、沢山の人に伝えるための方法をお教えしています。
創作は、一人ひとりみんな違います。それをどうみんなにわかるよう、共感されるように、感動されるように伝えるとかという技術を身に着けていただくのがセンターのお仕事です。
ですから、センターで受講された方は、全員シナリオのスキルを持っているのです。
コンクール初心者の方、いつも一次か二次で落選の憂き目のあっている方、「具体的にはどうすれば・・・?」「基礎講座は学んだけれど、コンクールにはどう書けば・・・?」って悩まれている方もコンクールに挑戦したい方は、3月7日から28日まで毎週月曜日午後6時半から3回に渡って、「チャレンジ!!公募コンクール講座」が行われます。
具体的に魅力的なシナリオを書くための、コンクールに入選するための技術を学ぶための講座です。