シナリオ・センター代表の小林です。ちょっと春らしい陽射しを浴びて、小学校の校庭の梅がきれいに咲いています。
わが母校番町小学校は、梅の花が徽章です。校歌は「我らがかざせるこの梅の花こそ心のしおりなれ」で始まります。
子供の頃からなじんでいるせいかもしれませんが、桜の華やかさも心躍りますが、まだ早春の寒さの中で、凛と咲いている梅が好きです。
私も梅のように凛としたいと常日頃思っているのですが、寒さの中に悴んでしまう心身を持て余し気味の昨今です。
 

3月は色々なものが動き出しますね。3月は、別れと出発、出会いの時期です。
一番は、進学や転勤での移動でしょうか。マンションやアパート、一軒家、不動産の動きが激しい時期ですね。
最近は、大手であってもろくでもないマンションを建てていることがわかり、何を頼りに、何を信じて選んでいいのかよくわかりません。
横浜の欠陥マンションは、氷山の一角にすぎないともいわれています。
では、よくわからない素人がどうやったら、住みやすい物件を探すことができるのでしょうか。 そんなときに、強い味方が現れました。

「訳あり物件の見抜き方～知られざる実態から回避法・交渉術まで～」（ポプラ新書刊）
シナリオ・センターで学ばれていた南野真宏さんが書かれています。
南野さんは、宅建資格をお持ちですが不動産屋さんではありません。
ご自分が経験されたこともあり「訳あり物件」の実態や見抜き方、回避法の第一人者となりました。 自殺、他殺などの「事故物件」から土壌汚染、耐震不足、騒音振動、日照、迷惑住民・・・等などのトラブルに巻きこまれないための秘策を伝授してくれます。

私は、私の幼馴染が不動産屋さんなので、なんでも相談しています。
マンション選びなども立地と建物のきれいさ、賃貸料の安さでついつい選びがちですが、そうすると、案外「これはいい」と思っていたところが「はずれ」だと言われることがあります。
信頼できる不動産屋さんがいらっしゃらない方は、「この物件、きれいで安いなあ」と思っても、即決せずに、まずは、この「訳あり物件の見抜き方」を参考に読まれてから、不動産屋さんと探せば、不動産屋さんの扱いからして変わっていきます。
特に見知らぬ土地であればなおさらです。
不動産を探されていらっしゃる方は、是非ご一読ください。