子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
今日はホワイトデーですね。バレンタインデーにたくさんのチョコレートを事務局のスタッフや講師、生徒さんからも頂いてしまったので、そのお返しを買いに行ってきた新井です。
事務局へは、去年好評だった(と記憶している)ドライフルーツの詰め合わせ。今年は、去年の詰め合わせにプラスアルファをしてみました。果たして「憶えてくれてたんだぁ~」と喜ばれるのか、バカの一つ覚えと思われるのか…
とは言え、憶えてるって結構うれしいことだと思います。自分が何気なく話したこととかを相手が憶えているとうれしかったりしますよね。
憶えてないと、「前に言ったじゃん」とケンカの火種になったりします。
先日、作家集団というゼミクラスに進級される方が受付に来られました。作家集団というのは、シナリオ・センターの一番上のゼミです。そこまで進級するには1年以上はかかります。
そんな作家集団の進級手続きを、たまたま私が担当したのですが、その際に生徒さんが、
「あの…今度作家集団なんですが、最初のワークショップ、新井さんだったんです」
とお話し下さいました。ワークショップというのは、基礎講座を受講する前に受けられる体験講座です。
ん?
ん??
知っているよ。もちろん。
と、私は思いました。そりゃ、そのワークショップを担当したの私でしたから。
「え?憶えてるんですか!?」
と驚かれるので、そりゃ憶えてるよと思うので、
「はぁ、そりゃ」
と何とも気の抜けた返事をしていたら、受講生の方が
「いや、なんかうれしいなぁ~だって、僕が受けたのもう2年半くらい前ですよ」
なるほど。2年半も前のいちワークショップ参加者を、憶えているわけがないと思っていたようです。確かに、ワークショップ以来お話をしたりはありませんでした。でも、事務局でお月謝をお支払頂くときとか、教室に行かれるときとか、なんとなしにお顔を拝見していますから、忘れやしないわけです。ふつ~のことです。
これ、私だけではないんです。
というか、ウチの事務局のスタッフは、受講生のお顔をふつ~に憶えています。話しかけてくれる方も、そうでない方も、お顔だけであればふつ~に憶えています。受講生のお名前とお顔を一致させて憶えているつわものスタッフもいます。
とはいえ、事務局のスタッフが陽気に話しかけたりはしません。だからきっと、毎回初めましてみたいな気分で事務局に来られる方もいるかもしれません。でも、ふつ~に憶えてますから。勝手に、親しみ持ってますから。
講師だって、もちろん憶えてますよ。特別ではなくふつ~ですよ。
たまに、名前と作品をリンクさせて憶えている講師もいます。何年も前に通っていた受講生の方でも。
もちろん、事務局も講師もいつもいつも、特定の受講生のことを考えているわけであません。それ、気持ち悪いでしょ。なんというか、特別な意識をするわけではなく、ふつ~にしているとそうなるんだと思います。
受講生の方もふつ~に私のことを憶えていてくれて、私も受講生のことをふつ~に憶えている。
大げさではなくて、ふつ~に憶えてる、ふつ~に思い出せるみたいなのが、なんだか大切な気がするんです。何ごとも。
取り留めもない内容になっちゃいましたが、3月だから、そんなことも考えたシナリオ・センターの新井でした。
相手を思いやるとか、ふつ~のことがをするためにシナリオ・センターでは、日本中の想像力と創造力を豊かにしていく「一億人のシナリオ。」プロジェクトを様々な機関で実施しています。どんなことができるの?という方、お気軽にお問合せください。詳しくはこちらから。
シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7 |