シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。暑い国ヨルダンも寒かった・・・悔しい。
はるの散歩も、連れ合いが先に済ませて、臨戦態勢で応援していたのに・・・、残念。香川のイッパツしか決まらず・・・私の大好きな遠藤様、ヤットさんがなんだか元気なくみえたのは、気のせいでしょうか。
ま、終わったことは悩まない、前へ前へ!!
前へ行くといえば、やはり私たちの場合は、コンクールでしょう。
ご存知でしょうか。最近は、コンクール入選者の方が続々と、案外早いスパンでプロの道へ進んでいらっしゃるようです。
というのも、昔のように徒弟制度もないので紹介と言うのも少なくなり、新人を探す場所と言ったらコンクールが一番手っ取り早いからのようです。
賞を獲ることは公に認められたことでもありますし、作品を見ることでテイストも筆力もわかりますからね。
モデルさんだったら、一目見て容姿端麗だったらOKでしょうけれど、シナリオライターは見た目ではOKでないし。(笑)
コンクール入選と言っても、その頂点に上るのは1%。なかなか大変。
でも、最終審査まで行けば、局のコンクールだとチャンスはいただける、城戸賞なども売り込みパーティには参加できるようです。
1番じゃなければ意味がないのは、映像化してくれるかどうかですが、案外大賞をとった方より佳作の方のほうがプロになっていたります。
コンクールは、プロへの登竜門として、まず最終選考を目指すという考え方もありではないかと私は思うんです。
なに?志が低いって?
うーん。一番で映像化されればプロとして進めるなら、1番目指さないとまずいけれど、そうでもないしね。
とはいえ、とはいえ、最終に残るのも1%じゃないけれど、確率は少ないですからね。
で、この1%から2%を突破するには、「見せ方」を徹底すること。
実は、他人に見せるという視点で書いていない方が多いんですね。
「いやいや、私はそんなことはない」と思っているあなた、今まで入選しましたか?最終までいきましたか?ごめんなさい、意地悪じゃないのよ(笑) 俯瞰的に、客観的に見て欲しいのです。
自分の作品を見つめるためには、どこをどうしたらいいのか「公募コンクールシナリオ講座」(4月6日土曜日から3回)で、俯瞰で自分の作品を見て、グレードアップする方法を学んで下さい。
6月、サッカー日本代表はW杯へ、あなたは、創作テレビドラマ大賞へ(6月30日締め切り)。最初の決戦は、6月。
あっ、柏原寛司さんのオムニバス映画「6月6日」も6月決戦だ。