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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

ファーストインプレッション

シナリオ・センター代表の小林です。爽やかな初夏の陽気に誘われて、新国立美術館までいってきました。緑の中に美術館が光ってみえて、なんだか展覧会自体もいいですけれど、こういう雰囲気って大事だなって思いました。

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昨日、「殿、利息でござる!」の中村義洋監督がミソ帳倶楽部においでくださり、柏田講師と対談形式でお話をしていただきました。
私事ですが、同じ大学だとわかり、急に親近感がわいちゃいました。20歳も離れているので何の関係もないのですが、不思議なものですね。(笑)
脚本も書かれる中村監督ですから、脚本の書く姿勢などについてもお聴きしました。
色々と大事なことをお話しいただいたのですが、最後に脚本を書かれている皆さんにコメントをいただきました。
それは、ファーストインプレッションを大事にして欲しいということ。まず、そこを大事にして書き切ってしまうことが大事だとおっしゃっていました。そのためには、日常をきちんと過ごしていないといけないと。
創作は、発想が大事ですが、ご自分の生活、生き方から生まれるもの。それだけに日常の生き方が大きく影響するのです。
もうひとつ私が「さすが!」と思ったのは、お客の気持ちになるというお話でした。 初号を見る時も、できるかぎり初めて見るつもりになって、余計なことを考えずに一観客として見られる、また全く関わっていない友人にみてもらって、観察することもあるとのこと。
こうした客観的に見る力をお持ちだからこそ、毎回ヒット作を生み出していけるのですね。

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明日のお知らせです!!
中村監督対談してくれた柏田講師の「武士の料理帖」が、明日5月20日お食事つき朗読劇となって、上演されます。
「語れ!小池可奈 渋谷でござる~お江戸語りの90分~」 渋谷宇田川町の「Barまいどおおきに」。東急百貨店本店前のM&Iビル4階。歌手の川中美幸さんのお店だそうです。
「武士の料理帖」をラジオドラマ風に朗読されるそうです。バーの行燈の世界で江戸情緒に浸りながら、豚玉+ドリンクをお楽しみください。
開演13:30、A12:30、B15:00の食事タイムをお選びいただけます。持ち帰りもOKだそうです。お問い合わせは、美幸オフィス03-3462-2100・090-3066-4508(山田)
なんだかウキウキする催しです。

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