シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。携帯が壊れたので本日新機種に。ガラ系の同じメーカーなので「ほとんど変わりません」と言われて、確認もせず受け取ったけれど、「うそだぁ~!」変わっている、わからない・・・。
スマホと両方使っているのですが、今まで出番が少なかったスマホが急に出番が多くなりました。(笑)新しいことにすぐに対応できないのは、歳のせいでしょうか。(涙)
先日、出身ライターの白石茂樹さんが、昭和館、しょうけい館、平和祈念展示資料館のパンフレットを持ってきてくださいました。
白石さんは、総務省がNHKグローバルメディアサービスに委託して行っている「戦災と平和展」構成、ディレクションなどをここ数年務めています。
昨年は、戦後70年ということもあって、厚生労働省ともジョイントして大々的に行われたそうですが、そういう節目ではないと、なかなか話題にならないのが戦争のお話しです。
ですが、戦争のことをちゃんと知っていることは、とても大事なことだと、白石さんはご自分の仕事を通して思われて、戦争に関する資料館のパンフレットを持ってきてくださったのです。(事務局においてあります)
私も、安保法制、集団自衛権などきな臭い昨今こそ、戦争とはどういうものなのかを、戦争を体験していないからこそ知ることが大事だと思っています。
昭和館。九段下にあります。
常設展示として戦中の暮らしと戦後の暮らしの展示のほかに写真・映像など貴重な資料をみることができます。 特に戦中の暮らしでは、どれだけ悲惨な毎日だったか、統制下での暮らしや戦中の学童、学徒の生活などがわかりやすく展示され、映像音響室には、貴重な記録写真・映像、ニュース動画、SPレコードなどの資料をデジタル化保存し、誰でもが利用できるようになっています。
図書館には戦中、戦後の国民生活を中心とした物件・資料などが所蔵され、自由に検索閲覧できます。 入館料大人300円。
そのすぐ近くにあるのが「しょうけい館」。何の資料館かわかりにくい名前ですが、「戦傷病者史料館」なんです。
戦傷病者・・・戦争で怪我したり病気になられた方々の労苦を伝える資料を遺しています。
先日亡くなられた「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさんの手紙や絵なども展示されています。ご存知のように水木さんは、片腕を戦地ラバウルで失くされた傷痍軍人のおひとりでした。
戦争をよしとされる方、仕方がないと思われている方にはぜひ見ていただきたいですね。他人事ではないと実感してされると思います。入館無料です。
ちょっとわかりにくい場所ですが「平和祈念展示資料館」。新宿都庁前の新宿住友ビルの48階にあります。 出征する兵士の様子から、強制抑留・・・過酷な収容所生活の用紙、引き揚げの大変さまでわかります。日誌や手紙、軍服なども展示され、その頃の生活がまざまざと感じさせられます。「あなたは、戦争が終わってからも、苦しくつらい体験をした人たちがいることを知っていますか?」
「平和祈念展示資料館」が呼び掛けています。入館料無料
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あなたは知っていましたか?
表参道交差点みずほ銀行の前に、空襲慰霊碑が建っていることを。