シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は、土日とうって変わって雨。月曜日の雨は出社意欲そぎますね。(笑) いかにも梅雨っぽい今日です。
おかげさまで晴天の土日は、山王祭に明け暮れていた私でして、お神輿担ぎの息子の仲間たちが毎日10人前後集まって、夜遅くまで飯炊き婆に徹しながら飲んだくれた2日間でした。
お神輿って、自分で担ぐのが一番楽しいと思うのですけれど、もはやできない私としては、担ぎ手たちの何とも言えない高揚感をちょっともらうことで、一緒に過ごした感を楽しみました。
今朝、お神輿を担いで身体中痛くて死にそうだとふらふらでいらした税理士先生。握ったペンがブルブル震えていたので、おかしくて吹き出しそうになりました。赤字対策の話しだったのに。(笑)
事務局の大塚は、初めて山王祭の山車行列や、木遣り、お神輿の乗り込みをみて大興奮したそうですが、お祭りって、誰もがなんだかウキウキするもんです。
シナリオ・センターの毎年のお祭りは、なんといってもサマーセミナー。暑い真夏の1日にみっちり朝から晩までシナリオ漬けになる・・・ドキドキウキウキ。
この高揚感はシナリオウエーブとなって、どなたでも、最低でも今年いっぱいはやる気満々になります。(笑)
創作に大事もののひとつに、この高揚感があると思うのです。
自分が高揚しないものが、他人の伝わるはずがないし、他人に共感されるはずもないですよね。
今年のサマーセミナーは「見せる」ことに徹底して、シナリオハンティングとイメージキャストを上手に使うことを学んでいただきます。
今日行った 講師会で、作家集団の高山講師が、「シナリオハンティングは、その場の匂いと空気を感じること」と。さすが監督でもあるだけにハンティングの必要性を端的におっしゃってくださいました。
「表参道」が舞台というのが課題ですが、そうすると、遠方の方が不利のように思われがちです。 ハンティングというのは、いつもは見えていないものを感じるもの、そうそう「においと空気」ですよね。
なので、ふだん、見ていない人も見ている人もあまり関係ない。
臨場感を持たせるためにみんなでハンティングするのですから、スタートは同じです。
私は、代々の江戸っ子ですが、東京の名所旧跡名店などは、大阪出身の大塚の方が何十倍も詳しいですから。そんなものですよ、地元って。(笑) スタートはみんな同じ、安心して頑張って下さい。
あなたが、この場所でどれだけ魅力的なお芝居を登場人物に繰り広げさせることができるか、そこですよ!コンクール入選するのもデビューするのも。
ご参加をお待ちしています。