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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

トレーニング始めました

シナリオ・センター代表の小林です。どんよりした天気のせいか、やけに眠い。頭を活性化させなくちゃと思いながら、2件の打ち合わせもスムーズにいい形で終わって、すっかりホッとしてしまった私の脳内はほぼ居眠り状態です。(涙)

昨日ちょっと触れましたが、上田講師のお通夜にお伺いさせていただきました。
出身ライターの梶本恵美さん、田代親世さん、佐野誠さん、ずいぶん前の生徒さんらもたくさん駆けつけてくださいました。
5年も前に退職した講師でありながら、昔の生徒さんたちに送られて、シナリオ・センターの講師であることが喜びだった上田講師は、さぞかし嬉しく誇らしく旅立たれたことでしょう。そして、天国の新井に報告されていることでしょう。 本当にうらやましいことだと思いました。 
隠れ課題

講師は、「シナリオを志す人の伴走者であれ」と新井は申しています。
創作は、教えられるものではないからシナリオの学校など作っても無理だと創設当時言われた新井は、心配してくださった方々にこう申しました。
「確かに感性は教えられない。だけれども、その感性を生かすための技術は教えられるのだ」と。
新井は「僕が教えているシナリオの技術は、五線譜に音符♪を描くのと一緒です。 音符だけでは曲にはならない。五線譜の上に音符を書いていくことで、みんなにわかる曲として初めて形になるわけで、シナリオの書き方を知らないとドラマは書けない。 でも、そのドラマは、音楽とおなじように、それぞれの感性から生まれていくのですから、そこは僕が教えたものではありません」と。

基本の技術は大事です。それは、シナリオだけでなく、スポーツだって音楽だって、感性だけで一流になるわけではなりません。
すべては、基本の技術の積み重ねから育っていくのです。
技術を身につけていただくための共に歩む伴走者、その走る人それぞれと歩調を合わせ、その人が伸びるように、モチベーションが下がらないように、息切れしないように講師はついていけと新井は申しておりました。

シナリオ・センターの講師は、生徒さんと共に走っていきます。
46年も走り続けているので、ちょっと息切れしちゃいそうになることもあるかもしれませんが、息切れしないように常にトレーニングも重ねています。
100年先もご一緒に走り続けていただきたいですから。
7月は、ちょっと違ったコース、サマーセミナーをご一緒に走りたいと思います。
そのために講師一同、別メニューのトレーニング始めました。

過去記事一覧

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