シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。九州の豪雨はどうにかならないのでしょうか。イギリスのEU離脱後はどうなるのでしょうか。気候も世界も混とんとしている中、全く気にしているように見えない日本の政治家たちは肝が太いのかもしれません。(笑)鈍いのか想像力がないのか。 日本もどこへ行ってしまうのでしょうか。他人事ではなく、ひとりひとりが考えなくてはいけませんよね。
今朝、歌舞伎役者の片岡愛之助さんが、歌舞伎子供教室をされていて、お話は全部理解できなくても、子供たちは身を乗り出して観てくれる、これが大事なことだと話されていました。
難しいという先入観は大人のものであって、子供は興味を惹かれるものに素直に反応し、想像力逞しくみてくれるのだと思うのです。
歌舞伎は特に、長いものの一部を演ることが多いので、よほどの博識ではないとすべてをわかることはないでしょう。
それでも、子供は面白がるのです。ちゃんといいものはわかるのです。 子供時代に、こうした良質なものに接していくことは、子供の成長に必ず役に立つと思います。
私たちも、小学生へシナリオの出前授業を行っていますが、その子供たちの力は、大人の想像をはるかに越えていますから。