menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

秋になる、想いを寄せる

シナリオ・センター代表の小林です。姪の娘の学校は、今週から新学期が始まりました。夏休みももう終わりです。
オリンピックだ台風だと騒いでいるうちに、沖縄では高江、普天間、辺野古に伊江も強行工事へと進められ、伊方原発は再稼働を初め・・・何気に秋が忍び寄っているのです。アンテナ張っていないと、流されそうな秋の始まりです。
 

 20160824g

演劇の秋が始まります。
9月7日から11日、世田谷観音・奉納野外舞台で「天泣に散りゆく」
出身ライター松本京さん脚本です。一昨年上演され、こういう時代だからこそと再演を望まれました。
神州不滅特別攻撃隊と名乗って、終戦の4日後、不可侵条約を犯したソ連から満州にいる民間人を守るべく特攻に赴いた11人特攻兵、そして、特攻兵の夫ともに飛んだ妻のお話です。
戦争というものがどんなに理不尽で、人の人生を壊してしまうのか。
一緒に戦場に散らなければならなかったあの時代にならないように、松本さんのライフワークの作品です。
20160824d

明治時代、民のために国と戦った男がいました。帝国議会を揺るがした「亡国演説」、足尾銅山から流れる鉱毒に苦しむ村人を救うために奔走し、命を張って世論喚起のために天皇に直訴した男田中正造。 本科講師柘植徳井さんが妻の目から描き、一昨年上演され、好評を得、再演となりました。 「田中正造~命を繋げ~草魂」パステラルかぞ・大ホールで9月10日上演です。
明治の時代と全く変わらない今だから、この作品を全国で上演していくそうです。
20160824e
池袋演劇祭が始ります。 昨年、池袋演劇祭で大賞に輝いた作品が上演されます。9月16日から19日、東池袋あうるすぽっと。
「硝子の途」作家集団の坂本直季さん作・演出です。
オリンピック出場を目指していた青年がたった一つの過ちで道を踏み外してしまう。償う青年をとりまく家族友人、知人たちは・・・切なくもあたたかい物語です。
[シナセンチケプレ]としてシナリオ・センター在籍の皆さんにチケットプレゼントをしてくださいます。s.yorotami@gmail.comへ①氏名②人数③希望日を書いてお申し込みください。多数の場合は抽選です。

20160824f

今年、参加することになりました。講座講師の仲村みなみさんの咲く・演出の朗読劇。第6回目の公演です。
「鬼女」9月23日から25日、東池袋アートスペースサンライズホール
能の三大鬼女話「安達が原」「葵上」「道成寺」をベースに、人間の断ち切れない業と愛憎を朗読+ダンス+尺八演奏で描きます。
6回目を迎える朗読劇ですが、毎回、色々な演者とコラボして、単なる朗読劇では終わりません。この秋も迫力あるダンスと幽玄な尺八の生演奏が朗読を引き立たせてくれることでしょう。

それぞれHPでご予約ください。生で見るお芝居は、映像とまた違った楽しみ方があります、どうぞ、肌で感じてください。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ