シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は雨。ちょっと涼しい東京です。 9月・10月は芸術の秋、演劇の秋。色々なところでセンターの生徒さん、出身ライターの方々がすてきなお芝居を上演されています。
前にもご紹介しましたが池袋演劇祭で、作家集団の坂本直季さん9/16~19「硝子の途」(東池袋あうるすぽっと)問い合わせ080-5445-4603、出身ライター仲村みなみさん9/23~25「鬼女。」(東池袋アートスペースサンライズホール)が上演されます。問い合わせtobinekosha@gmail.com
奮ってご観劇くださいね。
10月は、大前講師の作家集団の方々と声優さんがコラボして行う朗読劇の公演があります。今年で4回目、毎回好評で回を重ねています。
「金曜夜の交差点」辻みゆきさん、「ラッキーカラー」岡田道子さん、「水の中のカバ」坂真理さん、「紅と白の闘争」戸上翔太郎さん、「私色に染まる、君の色」一宮晴美さんの五作品が、北池袋新生館シアターで、10/8~10/10上演されます。
お問い合わせは三木プロダクション03-5308-0729
出身ライターの佐藤万里さん脚本・池田塾『強く正しくかしましく』が阿佐ヶ谷のシアター社員で10/12~16上演されます。 お申し込みはticket@ikedact.com
お芝居は、映像と違った面白さがあります。ロングしかない、場面転換が少ないという制約の中で、映像と違って、セリフが主体となりますが、説明ゼリフや英会話セリフでは面白くない。どれだけ観客をひきつけることができるか、楽しませるかです。
書いてみたいけれど・・・戯曲ってどう書くんだろう、お芝居ってどうやって上演するのだろうと思っている方に朗報です。
9月26日から「戯曲講座」が全6回にわたって行われます。
しかも、あなたの戯曲をプロが演じてくれるかも!
従来の「戯曲講座」と大きく変わって、講座の中で書かれたあなたの戯曲を、実際にプロの役者さんに演じてもらおうと青年座さんとコラボしました。
実際に自分の描いたものが講座の中で演じてもらえるんですよ。
でも、書いたことないし・・・芝居よく知らないし・・・という方も大丈夫。
なんといっても、誰でも書けるようになる実作付きの講座ですから。 1回目は、映像と演劇の違い、戯曲の書き方から金子講師が懇切丁寧に。
こんなお話しを芝居にできないかしらと3行ストーリーを考えたら、それをもとに、ファーストシーンを創ってみます。
芝居で言うところの一幕一場です。
それを青年座の役者さんが演じてくれる。
それだけではなくプロの役者さんが演じてみて、このセリフは言いにくいとか、このト書では動けないとかダメ出しもしてくれます。
なので、なるほど!!お芝居ってこう創られるのだ、こういう戯曲が求められるのだということをその場で体感できます。
こんな講座は、めったにできません。体験してみてください。
来年はあなたのお芝居を上演できるかも。