シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。急に秋になっちゃったかんじなので、まだまだ夏仕様で「さむ~」って顔して歩いている方をたくさん見かけます。
でも、よくよく思うと、もはや10月も中旬ですものね。
今の気候が一番動きやすいし、頭もクリアな気がします。どんどん出かけて、どんどん見聞きして、どんどんどんどん前へ進みたいですね。
私は、いつもオリエンテーションで「引出しをたくさん作って」と受講生の皆さんにお願いしています。
シナリオの技術は、センターで学ぶだけで十分身に付きますが、大事なのは、感性、色々なことを持っていることが、プロになった時の勝負です。
長生きできるシナリオライターになれるか、デビューだけで終わってしまうか・・・それは、引き出しの多さにかかっているのです。
この秋に色々な催しがあります。色々出かけて、新しい引出しを増してみてはいかがでしょう。
「人類最初にキス」10月17日から23日まで。青年座劇場(代々木公園下車)で上演されます。
韓国を代表する作家コ・ヨノクさんの代表作で収監されたら2度と出られないと言われる韓国の刑務所のお話しなのですが、現在の日本に通じる恐ろしさが感じられる今だからこそ見ておきたいお芝居です。。
出演される主役の五十嵐明さん、久留飛雄巳さんは、今シナリオ・センターで行っている戯曲講座で、10/24・11/7の2日間、講座生の作品を演じてくださいます。 観劇ご希望の方は、センター事務局でも割引で受けつけています。03-3407-6936
「美幸一座 朗読の会 言霊の力シリーズ第5弾」10月22日(土)19:30~。おなじみの作家集団の講師でもある柏田道夫の小説「武士の料理帖 しぐれ茶漬」の朗読会第5弾。
演者は毎回変わって、今回は歌手の井出真理さん、古賀久士さん、俳優の畠山昌也さん、松岡裕哉さんが朗読されます。美味しいお好み焼き付きで楽しんでください。
料金 豚玉+ドリンク付き4000円 美幸オフィス 03-3462-2100
「日比谷オペラ塾 茂木健一郎、ワグナーとニーチェを語る~感動と癒しのメカニズム」10月28日(金)19:00~日比谷図書館文化館大ホール
作家集団の新井講師の企画・プロデュースの講演です。 ワグナー愛の燃える脳科学者茂木健一郎さんが、なぜワグナーとニーチェは惹かれあい反発し合ったのか、その謎をお話しします。ドラマチックなお話になりそうです。
参加費2000円 コミュニケーションフォーラム 03-3262-5411(事前申込み)
「いつの時代もラジオは熱い」11月6日(日)13:00~ TOKYOFM 11階ジェットストリーム大会議室
ギャラクシー賞入選作品「赤ヘル1975」(中国放送)、「学生に夏休みはない2015」(毎日放送)を聴いて、その制作者にお話を伺い、ともに語り合う会です。ラジオの面白さ、魅力を知って、オーディードラマに挑戦しましょう。
参加費1500円(学生1000円)申し込みは放送批評懇談会ホームページから
「京ことば 源氏物語 第二十九帖行幸」11月13日(日)14:00~ 亀有藍ホール
京ことばで女優の山下智子さんが源氏を語ります。
京ことばのなんともいえないリズムが源氏物語の本当の魅力を引き出してくれます。耳に、心にやさしく入り込んでくる女房語りをお楽しみください。
参加費 前売り2800円・当日3500円(お茶とお菓子付き)お菓子は、倉敷市の名菓子匠「松濤園」より「行幸」のイメージに合わせた創作和菓子です。座・スーパーマーケット03-3603-0338
爽やかな秋の日々に、引き出しづくりをお楽しみください。