シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。秋雨は冷たいですね。
今夜は、ビールでもハイボールでもなく、ちょっと熱燗などが似合う寒さです。とはいえ、熱燗は嫌いでして(笑)、温かいお酒を飲むなら、イモ焼酎のお湯割りを甘くない塩だけで漬けた梅干しをいれて・・・。でも、12月までお酒飲まない方針です。体重が進みすぎるので。(笑)
今日は、シナリオ・センター作家集団、128期シナリオ作家養成講座担当の柏田道夫フェアにしたいと思います。
「武士の家計簿」「武士の献立」の脚本家柏田道夫脚本の映画「一茶」が情報解禁になりました。
この映画、もちろん俳人小林一茶を描いたもの。 藤沢周平の小説をもとに柏田が脚本を担当しました。一茶は、リリー・フランキーさん。
藤沢周平さんの原作を読んだ時、一茶のイメージが一変しました。もっと軽妙洒脱な人生を送られた人だと思い込んでいたら、家族との争い、世間との隔絶など色々ある人だったのです。
「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」の句も、単にやせ蛙を励ました句ではなく、「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」も、人間一茶を知るとなるほどと言葉の軽さの中にある深み重みを感じます。
この映画は、俳人一茶の面だけでなく、俳句を詠んだ背景にある人間一茶を描いたものです。
どんな映画に出来上がるのか、とても楽しみ。リリー・フランキーさんはぴったりだと思います。公開はまだ先ですが乞うご期待!
10月30日6弾目の言霊シリーズが渋谷の「Barまいどおおきに」で上演されます。歌手の川中美幸さんのお店で、美幸一座の朗読の会です。
声優の齋藤千恵子さん、シンガーソングライターの菊地ゆうじさん、タレントの中馬さくらさんになぜか美容研究家の中野由紀子さんの4方が、柏田道夫の小説「武士の料理帖」より4作を朗読します。
その上、柏田が作詞した曲2曲も披露される予定だそうです。
10月30日18:30開演 豚玉+ドリンク付きで4000円。03-3462-2100
双葉社文芸WEBマガジン「カラフル」で、柏田道夫の小説が公開されています。
猫好きの柏田の会心作です。「猫でござる~江戸にゃん草紙~」連載。
毎月10・25日更新です。本日25日は2回目の連載です。1回目も読むことが出来ますので是非ご覧ください。
出身ライターの原田ひ香さんも連載中です。「ラジオの時間」こちらは8回目ですが、1回目から読むことができます。さすが、うまい!!お楽しみください。
11/12・13北九州芸術劇場で柏田道夫作「長崎街道弥次喜多道中」を劇団青春座が公演します。秋たけなわ、ちょっと遠出はいかがでしょうか。
128期シナリオ作家養成講座、11月2日まで入学できます。柏田がシナリオの技術をしっかりとお教えします。是非、ご入学ください。
はあ~、思いっきり柏田フェアでした。(笑)