menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

一億人のシナリオは採用試験から。

シナリオ・センター代表の小林です。なんで昨今、こんなに怪しい天気ばかりなのでしょう。

20130405

爆弾低気圧というので、覚悟して大阪へいきました。
土曜日の入学式は、暴風雨をついて・・・となるのかと思いきや、小雨はちらつきましたが、夕方までなにごともなく過ごせました。
しかも、大阪の桜は満開、見事に咲き誇っていました。
あっぱれ、晴れ女!と自分を自分で褒めてやりたい。(笑)
おかげさまで、大阪の金曜日、土曜日の入学式は無事すみました。
避難された方やお怪我された方を思えば、浮かれているわけにもいきませんが、有難いことです。

センターのホームページでも、金曜日早朝に放送されたラジオ(ニッポン放送「やじうま好奇心」)で藤原和博さんが、「シナリオで採用試験が面白い」とお話してくださったことをすごく嬉しそうに載せていますが、本当に本当に嬉しいんです。(笑)

シナリオをツールにして、学校や企業などに、「想像力」「人間力」「考える力」・・・
センター流に言うと「シナリオ力」をつけていただきたいと、様々な試みをやってきました。

小学校では、授業の中に組み入れてくださっている青山小学校初め高知の片地小学校などレギュラーで毎年シナリオの出前授業をさせていただけるようになりました。
キャリアアップの授業として高校、大学で、人間関係をよくするためにと市や区など公共機関、カルチャースクールで、営業力、人間力アップ、この入社(採用)試験など各企業でニーズに合わせてやらせていだけるようになりました。
それでも、シナリオは、一般的にはまだまだ知られていないものですから「シナリオってなーに?」という方が多いのです。
三谷幸喜さんが、脚本家とはなにするものか、講演に言っても誰にもわかっていただけなかった。物語の筋を作っていて、セリフは役者さんが勝手にしゃべっていると思われていたというお話をしていらっしゃったくらいですから。
なかなか「シナリオ」そのものが、ご理解いただきにくい。
ですから、今回こうして藤原さんが、実施した会社からのお話でご理解してくださり、その効用までもきちんとお話してくださったのは、嬉しいだけでなく自信になりました。
うまくお伝えできにくいのは、私が「シナリオ」にのめりこみすぎているからかと自問自答しながらやってきただけに、すーっとご理解いただけたこと。
そして、なによりシナリオ・センターだからこそできることだとわかっていただけたこと・・・望外の喜びです。ありがとうございました。

 新しいことを企画するとき、練って練ってこれでもかと練っても、仲間内だけの評価ではだめ。
第三者になににもとらわれないで、「いいね」といってもらえるものではないと、本物にならないんですね。
だから、「ほんもの」にするために頑張っているんですけれど、なかなか難しい。
でも、おかげさまで、「どんどんやるよ!」って勇気をいただきました。

201304051

藤原さんの放送をお聴きして気分よく大阪へ向かい、暴風雨にもあわず、万城目さんの「プリンセストヨトミ」を思い出しながら、何十年も大阪へ行きながら、初めて訪れた大阪城の桜も堪能でき、大阪校もにぎやかで・・・仕事とはいえ、いい週末をすごさせていただきました。
さあ、今週も頑張ろう!!一億人のシナリオめざして。

おすすめ記事

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ