menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
開講のお知らせ

講座の日程や、受講ポイントを更新
開講のお知らせ

シナリオ・センターの開講情報をお知らせします。ドラマや映画だけでなく小説、戯曲、漫画やアニメの講座の開講、コンクール対策講座もあります。

ダメ出しされたら面白くなるチャンス!

事務局・齋藤が、

アニメシナリオ講座・第3回目・テーマ「ほのぼの日常と、キャラもの。」
ゲスト講師:田嶋久子さん(『ちびまる子ちゃん』『新・忍者ハットリくん』『新・あたしンち』など)

--に参加して、感じたことをお伝えします!

 

20161122b

 

田嶋さんのお話を聞いて思ったのは、


ダメ出しされたら面白くなるチャンス!

ではないかと。

 

というのは、ダメ出しをされたときの田嶋さん。
こんなふうに、ブラッシュアップしていったそうです!

【『まる子ちゃん』も『新・忍者ハットリくん』も『新・あたしンち』も原作はありますが、1話完結のオリジナルストーリーを作っています。あるとき、友達思いで優しいキャラクターが鬼のように怒るというストーリーを書きました。この登場人物の新たな一面を描こうと敢えてこうしたのですが、やはり、「このキャラクターは怒らない」とダメ出しが…。そこで、“普段は怒らない”という原作のキャラクター設定を壊さないようにストーリーを考えました。結果、“ただ鬼のように怒る”のではなく、“友達のためを思って鬼のように怒る”と直しました。こうすることで、友達思いの優しいキャラクターでありながらも今までにない、この登場人物のキャラクターを描くことができました】

ゼミでも批判的なことを言われてしまったことありませんか?

すごい落ち込みませんか…。
「そんなに私のシナリオ、ダメ?(涙)」と。

でも、田嶋さんのエピソードをお聞きしてみて、ダメ出しされるというのは“のびしろ”があるからなんだ、と思ったんです。

なぜなら、指摘されたところを「どうしたら面白くなるのか」と考えて直していけば、今よりもっともっと面白いシナリオになるってことですよね?

だ・か・ら

ダメ出しをされたら、「はい、チャンス来た!」と思っちゃえばいいんじゃないんでしょうか?

そして、どんなダメ出しをされても――

・何が違うのか
・何が足りないのか
・どこを変えていけばいいのか

――と、田嶋さんのようにダメ出しから“のびしろ”部分を追及して、キャラクターや世界観にあった、より面白いストーリーに昇華させていきましょう!

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ