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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

12月だから観たい

シナリオ・センター代表の小林です。さすがに12月らしい寒さになりました。 年の暮れらしく、毎日バタバタとしていますが、なにより来年をどうするか、47周年を記念してシナ(47)リオの年の来年、ドーンと盛り上げたいのです。
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日生劇場で「ミュージカル プリシラ」が明日12月8日から29日まで上演されます。
原作はオーストラリア映画で、ドラァグクイーンの3人が織りなすドタバタ珍道中。2006年ミュージカル版が誕生するやいなや、マドンナやドナ・サマー 等往年のディスコ・ミュージック満載で豪華絢爛な衣装で歌って踊るエンターテイメントの舞台として、ブロードウエイ始め15か国以上の国で上演されてきました。
そして、日本初上陸!
翻訳をされたのは研修科のエスムラルダさん。
お芝居の翻訳だからこそ、シナリオ・センターで学ばれたことが生きたのではないでしょうか。
ミュージカル界の王子山崎育三郎さん、陣内孝則さんのきらびやかな女装も魅力です。 
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12月17日より出身ライターの篠原高志さん脚本の映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」が有楽町スバル座で上映されます。

2人に1人は癌患者と言われている昨今、それだけに癌の研究は目覚ましく、癌=死という構図は壊されつつあります。
癌専門のお医者さんの中には、「半年生き延びれば新薬や新しい治療が生まれてくるから、頑張れ!」と励まされる方も多くありません。 それほど日進月歩の医学ですが、その癌研究の先駆けのお医者様がこの映画の主役山極勝三郎先生です。 

山極勝三郎先生は、80数年も前に世界で初めて人工的な癌の発生実験に成功し、癌発生原因の解明の道を拓いた方です。
後年、ノーベル賞に数回も推薦されながら、残念ながら受賞はしませんでしたが、今日の癌研究へその研究業績は、後輩へと脈々と受け継がれています。
山極勝三郎の人となり、研究への闘い、師弟愛、家族愛、郷土愛、友情を描き、生きることの喜びや豊かさを訴える映画になりました。

シナリオライターの篠原高志さんは、2時間ドラマや映画を多く手がけていらっしゃいますが、いつも真摯に生きる人々をハートフルに描いています。
この映画の脚本は、月刊シナリオ教室12月号に、篠原高志さんのインタビューと共に掲載されますので、映画を見てからお読みいただくとより勉強になること思います。

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