シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今夜から寒波襲来だそうです。寒いのが苦手な私は、携帯カイロは必需品。コンディショニングのトレーナーから、肩甲骨と背骨の間と腰の真ん中に貼るといいと言われ、箱買いしたカイロをぺたぺた貼って防御。体が暖かいと動きもいいですよ。お試しあれ!
おめでとうございます!
平成28年度中四国ラジオドラマ脚本コンクール、入選、佳作のお二人が決まりました。
入選「母の自転車に揺られて」柿沼伸良さん(一の会)
佳作「誰が言うた、あまが言うた」朱花かの子さん(作家集団)
年明け早々のうれしいご報告でした。
昨年来、「君の名は」「この世界の片隅に」など話題も観客動員も目を見張るアニメ映画の盛況ぶりですが、さすが老舗の「妖怪ウオッチ」は強いです。 がっちり子供のハートを掴んで離さない。
映画「妖怪ウオッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」は、アニメと実写を合体して、これがまたまた大人も楽しめる面白さと大評判です。
なんていったって、斎藤工さんがぬらりひょん、山崎賢人さんがエンマ大王がだもん。かっこいい(笑)
そのノベライズを作家集団の新倉なつきさんが手がけました。
「映画妖怪ウオッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」(小学館ジュニア文庫刊)
いつも通りの日常を過ごしていた天野ケータたちの前に突然強大なクジラが空から現れ、「ホゲェーーーー!!」と大きな鳴き声。
すると、ケータと妖怪たちに異常が。引っ張ると痛い髪、手にはしわ、それから肌には毛穴まで!ニャンと突然訪れたのは実写の世界。
ケータ達は、アニメと実写の世界を行ったり来たりしながら、原因を探るため大冒険を始めます。
妖怪ウオッチに詳しくない私としては、実写が、毛穴世界という表現がツボにはまっちゃったのですけれど(笑)、2つの世界を小説ではどうすみ分けて描くのかなと思ったら、いつものアニメの世界と実写ではちょっとだけ字の形を変えています。グッドアイデア!
クジラが「ホゲェーーー!!」と叫ぶたびに世界が変わる面白い発想と表現方法に、ついつい読み進んでしまいました。
なるほど、ヒットする作品は、子供も大人もみんなの心を引っ張っていくのですね。