子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
『47行の物語~47都道府県シナリオコンクール~』の2月は、九州・沖縄 × ごはん です。
でも、それぞれの地域について出身ではないと知らないこと、たくさんあります。
そこで、佐賀県庁の方に、佐賀県の「ごはん」、そして食にまつわるお話を聞いてみました。
アンケートにお応え下さったのは、佐賀県くらしの安全安心課 の方々です。
佐賀県では、生涯食育を基本施策に食生活の基本の場、食育の原点となる家庭での「早ね・早起き・朝ごはん」などの望ましい生活習慣や食習慣の実践を促しているそうです。
特に興味深いのが、「弁当の日」の取組。
買い出しも、調理も、弁当箱に詰めるのも、片付けも、すべて子どもが行うことで、身近な大人への感謝の気持ち、失敗からの学びや自己肯定感、家庭での食に関する会話の増加等、様々な好循環が生まれているそうです。
ものすごい食育へのアツさを感じながら、三代にわたる生粋の江戸っ子、新井のツッコミとともにお送りします!
Q 他県から友人が来たら、これを食べさせる!食べさせたい!というものはありますか?
・(鹿島)ふなの昆布巻き
・佐賀牛、呼子のイカ、シシリアンライス、ムツゴロウ
え!?ムツゴロウってたべれるの・・・ |
Q 親戚が集まったりすると、よく食卓に並ぶものといえば?
・(唐津)お盆には、自家製のところてんが振る舞われる。たれは、酢醤油ではなく甘酢。
・(伊万里)郷土料理の押し寿司。具材は各家庭で異なるが、祖母はよくシーチキンの缶詰を使っていた。
郷土料理につかわれるシーチキン。なんか、画になるなぁ~ |
Q 他県にもあるけど、うちの県は食べ方とか素材が違う!というのはありますか?
・新米がとってもおいしいです。
佐賀市内の学校では、「おにぎりの日」というものが実施されています。昼食がおにぎりだけという日を定め、食べ物の有り難さを考える日になっています。
・大豆の生産が盛んな本県では、県内各地で様々な大豆を取り入れた子どもたちの食育活動が行われています。自分達で育てた大豆で作ったできたての豆腐は、こどもたちにとって格別の味のようです。
・畑で育てた大豆を使って、大豆が、おからや豆乳になる様子を学んだり、きなこや豆乳、豆腐や味噌を作ったり、様々な大豆にまつわる食育活動が県内各地の学校や公民館などで実施されています。
・地域の農家の方々などを先生に、「豆腐ってこうやってできるんだ!」と実際に目で見て、体験して、感じて学ぶ。五感を通じた食育体験で、ふるさとの味を学んでいます。
東京だと、おいしいおにぎりって、それだけでごちそうかもしれない。 豆腐作るのたのしそう! |
Q 他県で食べたときに、やっぱうちの県で食べた方がおいしい!と思ったものは?
・佐賀海苔
「海苔はどこで売ってるの?」「海苔はどのようにできているの?」という子ども達の疑問をきっかけに始まった保育園の「海苔の手すき」体験。保護者をはじめ、漁協青年部、地元の海苔加工業者の皆さんの完全ボランティアによって支えられています。有明海の近くに住んでいながら、特産の海苔について知らなかった子どもたちですが、食育体験を通じ、地元特産の海苔の美味しさを実感するとともに、有明海が近くにある環境や地元を誇り思う気持ちも育んでいるようでした。
・羊羹(ようかん)
羊羹で有名な佐賀県小城市の子どもたちは、地元名産の羊羹について学びます。羊羹づくり体験や、羊羹資料館などで地元特産の羊羹について学んでいます。
有明海って、なんか独特なイメージがありますよね。それこそ、ムツゴロウいたり。 羊羹も作ってみるんだ…なんでも、体験するんだな。 |
Q 小さいころによく食べていた思い出の味は?
・丸ぼうろ(小さい時によくおやつで食べていた。他県に住んでいたとき、素朴で懐かしい味が恋しくなり、親に仕送りしてもらったことがある)
このエピソード、もうドラマになるよね |
Q お正月はどんなお雑煮を食べますか?
・(唐津)昆布といりこだし(またはあごだし)の丸もちとかつお菜のお雑煮
佐賀県では、食の自立というのが、一つのキーワードになっているようです。「弁当の日」を体験した子どもたちの感想も頂きました。早朝のお弁当を作っている姿を想像していくと、ドラマのネタになるかもですよ。
・どんどん作り方を覚えていくと楽しくなる。
・お握りを握った時熱かった。
・朝早く起きて弁当を作るのがきつかった。
・いつもは母が作ってくれるけど、自分で作ったらその大変さがよく分かった。だからこれからも作りたい。
・こうやってお母さんたちは毎日僕の栄養バランスを考えてくれていつも作っているので感謝したいと思いました。
・お母さんに手伝ってもらわなくて自分で全部するのは少し抵抗があったけどやってみたら、案外楽しかった。次は妹たちの分まで作ってみたいなと思いました。
・お弁当作りはこんなにも難しいんだと改めて思いました。それと早く自立したいなと思いました。
・今回の「My弁当Day]で初めて自分の弁当を作りました。朝の早い時間から作ると、とても眠くてあまり作業がはかどりませんでした。でも、とてもおいしく感じました。次も作りたいと思いました。
・時間が少なくゆかりご飯だけ作りました。思ったより自分の弁当を作るのは楽しくて、次も全部自分で作ってみたいと思います。
・自分の考えてたものができてよかったです。
・朝早く起きて弁当を作ってくれる親の気持ちが分りました。
・前回とともに一品だけですが、いい機会になったと思います。今度は二品に挑戦したいなと思います。
・お母さんは弁当の日は毎回朝早く起きて弁当を作ってくれていることを改めて感謝したいと思います。自分も見習って弁当を今度はしっかりと作りたいと思いました。
・今回は二品作ってみました。やっぱり卵焼きは難しかった。でもやりがいを感じました。
・お弁当を作ると母の大変さがよく分かっていい経験になりました。
・彩りを考えて作るのがとても難しかった。
・朝早く起きるのは忙しかったけれど、自分で作ると昼にどんな味かな?と気になってきました。
・おかず一品でも作るのはとても大変だった。
Facebook:ひろがれ佐賀のMy弁当の日 https://www.facebook.com/560005244175185/
■佐賀の魅力を凝縮して伝えているPR動画もかなりかっこいい!
『いきなり効果があがるPR動画の作り方』でいう、商品(サービス)間接型ですね。
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