シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。すっかり春うららです。
今日は、シナリオをツールにした授業をさせていただいている日本女子体育大学の本体である二階堂学園の創立90周年にお招きいただきました。
90周年を記念して素晴らしい体育館もでき、その体育館で記念式典が行われました。
日本女子体育大学は、オリンピックに出場されていらっしゃる方も多々いらして、その方々への花束が贈呈があり、私の大好きな女子サッカー代表の岩清水梓さんを、ナマでみちゃいました。(笑)
どこにあのドイツやアメリカを蹴散らすエネルギーが潜んでいるんだろうと思うくらいのおとなしい感じの方でした。
式典の最後に、大学、高校の生徒さんたちの演技発表。
コーラス(幼児発達学の方々です)、モダンダンス、ニチジョ体操(あたりまえ体操ではありません。高度な体操でした(笑))、新体操、競技ダンス、チアーリーディングなどをみせていただきました。
モダンダンスでは、創立者トクヨさんが始めた頃のダンスを昔のお洋服で踊られ、ダンスそのものもずいぶんとおとなしいものだったと時代を感じました。
新体操の方って、みーんな細い。きれい。
細いのに、強靭なバネみたいな身体をされていて、ボールやリボンを投げ、取るときの筋肉の美しさにびっくり。
2012年ロンドンでオリンピック新体操女子団体総合7位になられた田中琴乃さんの見事なリボンさばきも拝見でき、感激でした。
チアーリーディングって、テレビの大会中継で、あまりのアクロバット的な技に驚いたものですが、実際に見たらもっと驚いちゃいました。
飛んだり跳ねたりだけでなく、可愛いお嬢さんたちが、仲間を担ぎ、飛ばし、受け止める・・・お互いの信頼感、アイコンタクト、タイミング、画面では伝わらない迫力に、思わず拍手。もちろん、私だけでなく万雷の拍手です。
ナマ(?)で拝見したのは、どれも初めてだったので、その迫力に圧倒されました。
さすが他の学校とは一味違ったすてきな式典でした。
パフォーマンスを観にいってきたようなルンルンの気分で帰ってまいりました。
日本女子体育大学では、シナリオをツールにさまざまな授業をさせていただいています。
創立者二階堂トクヨさんを知るための授業、ステキ女子になるための授業、高校でのライティングワークを楽しく作るための授業とか、色々な形でシナリオを使ってくださっています。
今後もご一緒に様々な授業を展開させていただくことになっています。
体育大学とシナリオって、運動系と文系ですから、なんだか結びつかないようですが、シナリオは、そこに人間が存在すれば、なんでもできるんですね。
今、問題の暴力的指導もシナリオで考えれば、どうすればいいのか自然と理解できると思いますし、コーチングの講師の方もシナリオを使えば、コーチングもわかりやすいので取り入れたいとおっしゃってくださいました。
最近、色々な方面の方に「シナリオ」をツールに、「色々なことができる。考えるツールとして、人間力アップに活かせる。」ことをご理解いただいています。
「一億人のシナリオ。」プロジェクト、ドンドン動き出しています。
先日、某国の大学の先生に『「1億」といわずに「70億」(世界の人口)にしなさい』と励ましていただきました。
語学力がないのでまったく自信はないけれど(笑)、頑張ります。