menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオウォーズ

シナリオ・センター代表の小林です。今日はね、メンチ(関西はミンチというそうです)カツの日なんですって。3(ミ)7(ンチ)にかけて創られたそう。4月7日のシナリオの日の方がずーっとカッコよくないっすか?(笑)

コスメティックウォーズ

昨日のミソ帳倶楽部は、出身ライターの清水有生さんとBS-TBSのプロデューサー丹羽多聞アンドリウさんのおふたりでした。
おふたりは、「コスメティックウォーズ」という映画を創られました。
今週の土曜日3月11日から全国ロードショーです。
チケットを事務局で販売中です。是非とも観てください。見どころ満載です。

おふたりの丁々発止のやり取りに、会場は和やかにかつしっかり耳を傾けて聴いていました。
特に私の心に留まったお話がありました。
ひとつは、丹羽さんが400本くらい手がけられたという5分ドラマのお話。
そこから新人が幾人も育って行ったというお話もさることながら、自分ならではのアイデアをワンシチュエーションで描くだけで、心に残るドラマができるということ。
心に残るというのは、魅せるシーンができていたということです。

今、毎月募集している「47都道府県シナリオコンクール 47行の物語」は、まさにその勉強になりますね。
47行なので2分~2分半くらいですから、是非挑戦してみましょう。
3月は「東北」です。 東北ネタ話を、セキスイハイム東北の方からお聞きしていますので、そちらもご参考に。
1回目の九州・沖縄編をチラッと拝見したところ、200本ちょっと集まったのですがこれが皆さんうまいです。
ショートムービーだとシナリオをちゃんと作っている方は少ないですから、NHKミニミニ映像大賞とかユーチューブなどに創って出したら大賞、大評判バンバンいけます。(笑)

もうひとつは、清水有生さんが「本音を出すセリフとは」という質問に答えられて、セリフで説明しようと考えることからしてダメ!セリフはその人の本音を語るものではなく、キャラクターとキャラクターが対立することでうまれるもので、キャラクターをしっかり考えなくてはとおっしゃったことです。

よくプロデューサーの方は「セリフのうまい」シナリオライターが欲しいとおっしゃるので、単にセリフそのものを指していると思いがちですが、「うまいセリフ」はキャラクターがしっかりとできていること、そのキャラクター同士の対立、葛藤からストーリーが展開することなのです。

4月には清水有生さんにプロフェッショナルゼミをお願いしています。
自信のある20枚シナリオ(既存作品でもOK)で応募してください。
コンペで限定20名の方に参加していただきます。20枚シナリオの締切は3月21日です。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ