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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

書くから描くへ

シナリオ・センター代表の小林です。陽射しが強くなってきたので、つい薄着にすると、夜は寒いですね。まだまだ予断が許せないです。
インフルエンザがまたまた猛威を振るっているらしく、その上花粉症もすごいらしく、マスク着用の方の多いこと。
最近は可愛い柄つきもあり、マスクもファッショナブルになってきましたね。黒いマスクはちょっと怪しいけれど・・・。(笑)

 

柏田道夫の短編小説集「武士の料理帖」朗読会。
川中美幸さんの渋谷にある「Barまいどおおきに」の定番になりました。
3月は、2日連続でお楽しみいただけるそうです。
3月25日土曜日は「美幸一座 朗読女子会」井出真理さん、香寿美さん、美貴じゅん子さん、ウキさんの4人の女性歌手の皆さんが朗読します。
3月26日日曜日は、「新企画 朗読×落語 まいど会」昨春真打に昇進した林家たけ平さんを招いて落語と朗読のコラボ。ちょっと面白そうですね。
また、盲目のシンガーソングライターの板橋かずゆきさんが朗読に加え、「しじみ汁」を作曲したそうです。もちろん作詞は柏田道夫。どんな歌になったのか・・・演歌でしょうか。聴いてみたい。

小説が朗読会になり、演者を変えて定期的に開催される・・・新しい形ではないかと思います。
こうしたことができるのは、読んでも、耳から聞いても、映像が浮かんでくるからこそではないかと思うのです。
脚本家と小説家の二足わらじは、柏田だけではありませんが、小説を読んだときに目に浮かびやすい、映像が浮かぶという力を持っているのは脚本から生まれた力だと思うのです。

今年のシナリオ・センターのテーマは「シーンを描く」ですが、このシーンを描く力が為せる技だと思います。
これができないと、シナリオは「書く」になってしまいます。「書く」ではなく「描く」になったら、プロへ一歩前進です。 

「シーンを描く」ことをしっかりと学ばれておくと、脚本はもとより小説にも舞台にもオーディオドラマにも役に立つわけです。
ということで、今年のサマーセミナーも「シーンを描く」がテーマに、いつもと違って、徹底的にシーンを描きまくってもらおうかと密かに考えています。

ストーリーに引っ張られちゃう、見せ場が盛り上がらない、どうしても説明になっちゃう、セリフがうそっぽい、他人の心に響かない、キャラクターに魅力がない・・・etcetc。
書きたいのに書けない、しばらく書いていない、長編が書けない、ずーっとお休みしている・・・etcetc。
色々なお悩みを解決して、「魅力的なシーンを描く」力をつけましょう。

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