シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今朝、出勤時に可愛い新1年生たちと出会いました。小さな体に大きなランドセルを背負って歩いている姿は微笑ましいですね。
今年は、桜の満開の下で入学式。「今年の桜は遅いね」という話を耳にするたびに、桜は、入学式を飾る花と思うのは、昭和生まれの私だからでしょうか。ここ10年くらい桜の開花は3月ですものね。
昨日は、千客万来で嬉しい1日でした。
夕方、出身ライターの坂口理子さんが息子さんと一緒においで下さり、7月公開の映画「メアリと魔女の花」のミソ帳倶楽部の予定を打ち合わをさせていただきました。7月前後に、坂口さんのミソ帳倶楽部を予定しています。お楽しみに。
話しは違いますが、坂口さんの息子さん、新幹線の駅もローカル線もよく知っているんですよ。もう、5歳の鉄男さんにびっくり。好きなことは字が読めなくても覚えちゃうんですね。
坂口さんがお帰りになって30分ほどして、山本むつみさんが映画「いつまた、 君と」のポスターとパンフレットを持ってきてくださいました。
「今、理子ちゃんが帰ったところよ」と申し上げたらとても残念そうでした。シナリオ・センター出身同志のつながりが濃いんですよ。
ちょうど128期シナリオ作家養成講座の修了式だったので、柏田がごり押しして(笑)、お顔出しいただきました。
「3本受賞したコンクール作品のうち、2本はゼミで書いた課題をもとにしたもの。基本を身に付けても書かなくては意味がないので、研修科で書きましょう。私は、本科から50本書きました.」というお話をしてくださり、受講生の皆さんは目をキラキラさせて聞き入っていらっしゃいました。 先輩の言葉は千金の値ですね。
いつも、突然色々なことをお願いしても嫌な顔一つされずに引き受けてくださる山本さん、本当にありがたいです。
「47都道府県シナリオコンクール~47行の物語」も内緒だけれど(笑)、山本むつみさんが北海道地区を審査してくださいます。 s
山本むつみさんの描かれた映画は「いつまた、君と」。
6月24日全国ロードショーです。
この映画は、俳優向井理さんのおばあ様の手記を映画化したもので、NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」(2010年度上半期)がクランクアップした時に、向井さんから映画にしたいものがあるんだけれど」とご相談をうけ、シナリオを引き受けられました。
映画はなかなかすぐに動くことがないのですが、この映画もご多分に漏れず、お話が出てから7年の月日をかけて製作、この夏公開となります。
原作は、向井さんのおばあ様芦村朋子さんの半世紀を綴った「何日君再来」。
向井理さんがご自分のおじい様役で、尾野真千子さんがおばあ様役、野際陽子さんが晩年のおばあ様役で出演です。 詳細は公開近くになりましたら掲載しますのでお楽しみに。