シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。なにを着ればいいのか悩む気候ですね。 今日は相次いで、出身ライターの方がポスターを持っておいでくださいました。
今日の23:56から始まるTBSの「3人のパパ」の脚本家の小山正太さんが、ポスターを持っていらしてくださいました。
こんなことを言っては失礼ですが、久々にいきいきとした小山さんにお会いしました。
それというのも「3人のパパ」がとても気持ちよく書くことができたからなのだそうです。
この「3人のパパ」、TBSの24歳の女性プロデューサーの企画で、意気投合。
その前までちょっとめげていた小山さんでしたが、松本プロデユーサー始め現場のチームワークのおかげで最後まで気持ちよく書き切ることができたという、すてきな新しい出会いが、彼をまた一歩大きくステップアップさせてくれたようです。
本当に小山さんは、オリジナリティのある29歳とは思えない筆力をもっているシナリオライターなので、これを機会にきっと大化けしてくれることでしょう。これからがとても楽しみです。
あと数時間後に放映ですが、現場がみんなで熱く燃えた作品は、視聴者に必ず通じるものです。きっと素敵な作品になっていることと、楽しみにしています。
ドラマを観に早く帰ろうっと!と思っていたら(笑)、「リバース」(TBS・毎週金曜日22:00放映)を執筆されている清水友佳子さんがおいでくださいました。
ポスターに、なんと「リバース」のランチパックをお土産にいただきました。オリジナルブレンドコーヒー&板チョコのランチパックです。
お腹減らしの事務局一同、喜んで早速お腹に納めさせていただきました。
「リバース」は湊かなえさんの原作。イヤミス小説をどのように映像にしていくか、御苦労もあったかと思いますが、清水さんもとても楽しく書くことができたとか。
清水さんは、湊さんの「夜行観覧車」も書かれていて、今回もそのときと同じチームで、やはり気持ちが通じているので、気持ちよくいいお仕事ができたそうです。
ドラマ作りは、共同作業ですから、出来不出来はシナリオライターだけにかかっているわけではありません。
プロデューサー、監督、俳優、スタッフが同じ方向で向きあえるかどうかが一番大きいと思います。 ドラマを見ていて、時々このドラマのチームはうまくいっていないんだろうなあと感じることがあります。
俳優さんも乗っていないかんじ。そういうドラマは視聴率も悪かったりします。
最近、本気でシナリオライターと向き合いたいと、シナリオを勉強してくださるプロデューサーの方も増えてきました。
それはただひとつ、すべていい、魅力あるドラマを創りたいからに他なりません。
そんな気持ちに、これからシナリオライターに成る私たちも応えられるように頑張っていきたいものです。