4月21日、シナリオ・センター代表の小林です。昨日は、市川森一賞授賞式にお伺いしました。黒岩勉さんの晴れ姿、とっても素敵でした。
「僕のヤバイ妻」のスタッフと主演の木村佳乃さんもお祝いにかけつけられ、華やかな授賞式となりました。受賞の言葉の中でいかにいいチームで気持ちよく描けたかというお話しされていて、やはりドラマは共同作業なのだなあと思いました。
木村さんの祝辞にも端々に黒岩さんをリスペクトされていることが感じられ、だから俳優さんも乗れるんですね。
最近、製作スタッフがシナリオを学んでくださっています。脚本家とプロデューサー、監督、スタッフキャストが共通言語を持てば、お互いのコミュニケーションは良くなり、よいドラマを創りだすことができるからです。
「誰もが見たくなる映画、ドラマ」を創ること、制作する立場であれば誰でもが望むことです。一緒に見たくなる面白いドラマ作りのために、努力したいものです。
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子供だって、シナリオを描きます。
毎年夏休みに、鎌倉川喜多映画記念館で「こどものシナリオ・映画教室」を開いて、子供たちにシナリオを描いてもらい、それを映画にするというイベントを行っています。
鎌倉近辺の子供たちが対象ですが、毎年大人気で抽選になります。
子供たちは、本当に楽しげにシナリオを描き、汗水たらして撮影に臨みます。今年は8月1・2日(2日間参加できること)です。
今年は新たに、東京・千代田区でも「シナリオ教室」が6月3・10日の土曜日に行われます。
こちらは、3の対象者に分かれて九段生涯学習館(地下鉄「九段下」駅下車すぐ)で。
・「オリジナルの短編シナリオに挑戦」小学校5・6年生から中学3年生まで
・「初めてのシナリオ作り」小学校1・2年生(保護者参加型)
・「キャラクターからシナリオを書こう」小学校3・4年生
小学1年生からシナリオを描けるの?と思われるでしょう。描けるんです。
字が書けなくても、できるんです。東京おもちゃ美術館では3歳児からできましたから。
シナリオのすごいところは、3歳児、もしくは2歳児から創ることができることです。文章力ではなく映像力ですから、想像力というのは子供から大人までどなたでも変わらないんです。子供の力は侮れませんよ。
あ、青田刈りではありませんから。(笑)
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