「月刊シナリオ教室」5月号が発行となりました。
掲載シナリオは、4月号で載せ切れなかった「函館港イルミナシオン映画祭2016 第20回シナリオ大賞」の審査員特別賞(荒俣宏賞)の『知花とクロミの誠実な冒険』(赤羽健太郎作)。ちょっと風変わりな面白いお話で、やや知的障がいのある少女知花が、スマホアプリのAI(人工知能)と共に冒険、いろいろな体験を通して成長していく物語。赤羽さんのインタビューも掲載しているので、どうやって発想を広げて行ったのかお読みください。
掲載作は「第37回BKラジオドラマ脚本賞」
もうひとつの掲載作は「第37回BKラジオドラマ脚本賞」の最優秀賞『雨のリズム』(山田麗華作)。タップダンスというオーディオドラマの効果を如何なく発揮したシナリオです。こちらは山田さんの「受賞のことば」を載せています。
出身ライターインタビュー
出身ライターインタビューは「イーハトーブ脚本賞」大賞受賞、そして「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞」の大賞作『弥勒のいと』を自ら監督した松井香奈さんが登場。昨年からは連続ドラマ『プリンセスメゾン』や映画『少女』、戦隊もの『ミラクルちゅーんず!』などメジャーの仕事をバリバリこなされています。今秋には映画『赤い襷~富岡製糸場物語』も公開されます。
プレミアム鼎談
そしてプレミアム鼎談は、5月20日公開の映画『トモシビ銚子電鉄6.4kmの軌跡』の原作者、プロデューサー、脚本家(みんなシナリオ・センターの出身です!)に集まっていただきました。
原作の吉野翠さん、プロデューサーの橋本剛実さん、シナリオの佐野誠さんです。小説『トモシビ』がどのようにして映画『トモシビ』になったのか話してもらいました。はじめは紙の上だけだった(今ならPCのワード上?)出来事が、そしてキャラクターが、実際に映画になるってスゴいですよね!
「47行の物語」の審査結果発表
5月号で忘れてはならないのが「47行の物語」~47都道府県シナリオコンクール~の2月九州・沖縄地区の審査結果発表です! 最終審査を担当した柏田道夫講師による講評も掲載。地区の最優秀賞に輝いたのは小檜山長代さん(作家集団L)の『あご出汁の味噌汁』!もちろん受賞作も掲載されていますので、ぜひ読んで今後の参考にしてみてね!
他にも情報満載の「月刊シナリオ教室」5月号は1冊700円で、シナリオ・センター事務局にて販売中です。