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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

奇跡を呼んだトモシビ

トモシビ~銚子電鉄6.4kmの軌跡から

まさかの出会い

シナリオ・センター代表の小林です。すっかり初夏らしくなりました。
神宮外苑のイチョウ並木が青々と爽やかな風を送っています。紅葉したイチョウ並木もきれいですが、私は若葉が好きです。前へ向かう気がするからでしょうか。

若葉のような気持ちの良い映画出来ました。
原作・脚本・制作ともにシナリオ・センターの同志で創った映画で、この5月20日上映されます。
「トモシビ 銚子電鉄6・4kmの軌跡」です。
原作吉野翠さん、脚本吉野翠さん・佐野誠さん、プロデューサー橋本剛実さん(クリーク・アンド・リバー社プロデューサー)というシナリオ・センタートリオ(?)で生まれた作品なのです。
原作は、出身ライターの吉野翠さん「トモシビ~銚子電鉄の小さな奇跡~」(TO文庫)です。
この本を銚子電鉄の社長さんに読んでいただいたところ、「映画になるといいなあ」という社長さんの一言に押されて、吉野さんが動かれたところから、この映画は始まりました。
本当に、運というのはこういうことを言うのだと思うのですが、たまたま編集部の前田が出身ライター&プロデューサーの橋本剛実さんが映画「群青色の、とおり道」を創られたところで、インタビューをしていました。
そこで、吉野さんから相談されていた前田が、橋本さんに制作できないかと持ちかけたところ、吉野さんにお会いしてくださり、映画化の運びとなりました。
私も原作を前に読ませていただいて、とても感動したので映画化のお話をお聴きして嬉しかったのですが、映画化するにあたっては、映像ということもあり、駅伝という形に見せ方が変わりました。
脚色にあたって出身ライターの佐野誠さんに声をかけて、吉野さんとともに脚本を描いていただいたという・・・なんだか、これこそ奇跡のようなシナリオ・センターメンバーになっちゃった(笑)わけです。
詳しくは、月刊シナリオ教室5月号にプレミアム鼎談として載っていますので読んでください。

走れ!銚子電鉄

銚子電鉄は、菜の花畑の中を走る映像をテレビなどでよくみかけていますが、わずか6・4kmしか走っていないというのは、はじめて知りました。
廃線になるローカル電車が多い中で頑張っているのですね。
銚子では、5月6日先行ロードショーがはじまり、GWではイベントも行われ、大いに盛り上がったとのことです。
東京では5月20日から新宿武蔵野館。順次全国ロードショーとなります。
シナリオ・センターも応援しています。事務局では1100円でチケット承っていますので、お買い求めください。
先輩たちの奇跡の結晶(笑)を楽しんでくださいね。

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