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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

映像の力

いつかまた、君と~何日君、再来~ポスターから

ものづくりパワー

シナリオ・センター代表の小林です。6月シナリオ8週間講座が開講されます。雨なので、果たして・・・と思っていましたが、雨にも負けず風にも負けずに、皆さんいらしてくださいました。
受講生の方々のやる気が押し寄せてきて、講師も事務局もモチベーションMAXに。こういう瞬間が大好きです。何とも表現できない不思議なパワーにワクワクさせられます。 

このパワーってなんなのでしょうね。
山本むつみさん脚本の映画「いつかまた、君と~何日君 再来~」が今週24日(土)から公開になります。
向井理さんのおばあさんの手記を映画化したいという情熱、パワーが、多くの人を動かし、映画化になりました。
出身ライターの山本むつみさんも、向井さんの情熱に動かされた方のおひとり。
「ゲゲゲの女房」の打ち上げの席で、向井さんから申し出を受け、俳優の向井理さんのおばあ様の手記とはいえ、市井の一組の夫婦の物語、映画化になるものか半信半疑ながら、向井さんの情熱にお引き受けされたそうです。
向井理というたったひとりの「これを創りたい」という強く熱い想いは、山本さんを始め大きなモノづくりのパワーとなり、多くの人を動かし、7年の歳月はかかったものの、心温まる映画となりました。
「創りたい」「描きたい」「伝えたい」想いを持つことがどんなに大事かということを、この映画は語りかけてくれます。 

この映画の主役は、尾野真千子さん。自身の祖父役に孫の向井理さん(写真を拝見したらよく似ていらっしゃいました)。
現在の祖母役は、先日お亡くなりになられた野際陽子さん。奇しくも遺作となってしまいましたが、向井さんが好きだったおばあ様らしい温かな役作りをされていらして、ここにも映画づくりに賭けた女優の魂を感じました。
みんなの気持ちが一緒になってひとつの映画を作り上げる 。大変なことですが、共に作る喜びはまたコツコツ一人で作る喜びと一味違った喜びなのだと思います。

新しいパワー北杜市

山梨の映画を愛する人たちのパワーが新たな道を作りました。
富士山河口湖映像祭が終了してしまい残念な気持ちでいっぱいでしたが、山梨県北杜市が、映像祭を開催することになりました。
「蛍のころの「水の山」映像祭」
自然の恵みに溢れる山梨県北杜市を舞台に短編映画を制作し、上映会を楽しむお祭りだそうです。 
しかも、シナリオがいい映画を作るもとだということをしっかりご存じで、シナリオコンクールも開催、20分のシナリオを募集しています。嬉しいですね。
小中学生の部もあり、こちらは10分。 映像クリエイターも募集されています。

「いい映画はシナリオ作りから。シナリオコンクールを開催し、シナリオ教室も開きます。グランプリ作品を映像化するのは、全国公募で選出した映像クリエイター。
市民とともに短編映画を制作し、蛍が群れるころに作品の上映会を行います。
こうして1年をかけて北杜の魅力に浸り、ものづくりの楽しさを共有します」と北杜市。
「蛍のころの「水の山」映像祭・シナリオコンクール」10/6が締め切りです。
詳細は、URL:http://hokuto-eizosai.com
また、素敵な出会いが生まれることでしょう。

 

 

 
 
 

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