『47行の物語~47都道府県シナリオコンクール~』の7月は、北海道 × ごはん です。
でも、それぞれの地域について出身ではないと知らないこと、たくさんありますよね。
だったら地元のかたに聞いちゃいましょう!
今回は北海道の羅臼。
羅臼ならではの “なまら美味い”食べ物を教えて下さったのは…
羅臼町役場 産業課のみなさまです!
神奈川県人の広報・齋藤のツッコミとともにリポートいたします。
Q 他県から友人が来たら、これを食べさせる!食べさせたい!というものはありますか?
・地元で揚がった魚介全般。
北海道の中でも羅臼の魚は一目置かれた存在。札幌のスーパーで鮮魚コーナーを覗いていたとき店員さんに「どっから来たの?」と聞かれたので、「羅臼です」と答えたら「じゃあ何もオススメできないね…」と言われたほどです。
☆齋藤:同じ北海道でも羅臼の魚は別格なんですね!
羅臼の海は偉大ですね~。羅臼の海と言えば、この情景を綴った「羅臼」という、歌手・吉幾三さんの曲があります。しかも羅臼大使だそうですよ。
Q 親戚が集まったりすると、よく食卓に並ぶものといえば?
・サケのルイベ(冷凍の刺身)が出ることが多いですね。
幼少期はルイベがあまり好きではなかったんですが、大人になり、お酒を飲めるようになってからはルイベが好きになってきました。
☆齋藤:調べたところ、「ルイベ」はアイヌ語が語源。「ル=溶ける」で「イペ=食べ物」なので、「ルイペ=溶ける食べ物」という意味になるそうです。北海道ならではの食べ物として、シーンに使えそうですよね!
Q ごはんに対する県独特、もしくは地域独特のこだわりはありますか?
・サケの飯鮓にイクラを入れる!
☆齋藤:サケとイクラを一度に!なんて贅沢!!
こう私が騒いでいると、新井から1枚のこんな画像が送られてきました↓
「羅臼には、こういうのもあるよ♪」と、昨年羅臼に訪れた際の思い出の一枚を。
イクラが輝いているではないですか!
恐るべし、羅臼の海鮮。
この美味しそうな画像も活かして、魅力的なシーンを書いてみるのはいかがでしょうか!
Q 他県にもあるけど、うちの県は食べ方とか素材が違う!というのはありますか?
・羅臼昆布はダシだけでなく、食べて楽しむことも出来ます。
羅臼昆布は他の地域の昆布とは違い、大きく身が肉厚なので、そのまま食べて味わうことが出来るんです。
☆齋藤:調べたところ、羅臼昆布の正式名は「りしり系えながおにこんぶ」。黄色味を帯びた濃厚でこくのある美味しいダシがとれることから、「だしの王様」とも呼ばれているそうですよ。
Q ○○が定番と言われているが、実は○○がおススメ!というのはありますか?
・羅臼といえば「羅臼昆布」が有名ですが、実は「ウニ」もおすすめ!
羅臼のウニ漁は他の地域より早く、2月から始まります。旬も2月・3月で、他の地域とは違う時期に旬を味わえるんですよ。羅臼のウニの餌は高級な羅臼昆布。こんな高級昆布を食べて育ったウニだからこそ、品質は折り紙つきです!
☆齋藤:ウニ! 豪華食材のオンパレードですね!
ウニ漁についてこんなYou Tube動画がありましたよ↓
You Tube 「ウニ漁始まる厳冬の羅臼・根室海峡の朝焼け」(「ニッポン旅マガジン」より)
Q 他県で食べたときに、やっぱうちの県で食べた方がおいしい!と思ったものは?
・昆布の素揚げ。
羅臼昆布は肉厚で食べて楽しめるので、小さい頃はおやつとして、昆布を素揚げして砂糖をまぶしたものがよく出てきました。以前、札幌の飲食店のイベントで、昆布の素揚げをアレンジしたものをお客様に提供してもらったときは非常に好評でした!
☆齋藤:手軽で、美味しくて、体にいいおやつ!昆布の素揚げを“小道具”で使ってみると、ほのぼのとした、温かいシーンが作れそうですよね!
☆ちょっとブレイクタイム☆
新井は昨年、羅臼・知床半島を訪れました。
あの冷静な新井が、羅臼の話をすると、止まらない…。
あ、笑顔がこぼれている…。
プライベートショットも沢山提供してくれましたので、どれだけ羅臼が魅力的なのかを、新井のコメントともに画像でお伝えしますね。
新井:ホエールウォッチング。残念ながらシャチは見れませんでした。でも、クジラはバッチリ見れました!
なかなか現れず、日本とロシナの領海ギリギリまで行ったらしく…確かに、夏なのに寒かった。
新井:なんか、青いです、水が。天気がいいと、もっときれいに見れるらしいです。午前中に乗馬をやって、午後の予定がないことに気づき、地元の人に教えてもらったおススメスポット。(ちなみに乗馬姿は、齋藤に却下されました)
新井:羅臼の夕日。ロマンティックでしょ!
この他にもエゾシカが見れたり、馬に乗れたり♪
こんなステキな自然が沢山あるからこそ、羅臼の“ごはん”は美味しいんだなとしみじみ感じました!
最後に、羅臼町役場 産業課のみなさまから、メッセージを頂いています!
わが町羅臼町は、日本でも有数の漁業の町であると自負しております!
近年は水揚量が減少傾向にありますが、それでも秋鮭の水揚げは全国トップクラスであり、国後島との間に広がる根室海峡は多種多様な魚種をもたらしてくれます。
当町にお越しの際は、新鮮な海の幸をぜひ味わってください!
今回の「【47行の物語 ご当地情報】北海道・羅臼編」、いかがでしたか?
羅臼在住の方のナマの声、そして、新井の羅臼旅行の模様、をご覧いただいて、「行きたいな~」と思われたのではないでしょうか!
シーンづくりも同じですよね。いかに視聴者を魅了できるか。
今回ご紹介した羅臼情報を活かして頂き、審査員をぜひ魅了しちゃってください!