20枚シナリオから長編を紡ぐ!
実践ワークショップ
「長編が書きたい!」「書いたことないけど、挑戦したい!」「コンクールに通るようになりたい!」方が、観客を楽しませるシナリオが描けるようになる講座、それが観客を楽しませる長編シナリオワークショップ講座です!!
何故ならワークショップを重ねながら、実際に創作する講座だからです。
長編は一度書けてしまえば、自信もつき、要領も掴めます。シナリオ公募コンクールへの挑戦もグッと近づきます。
なぜ、毎週、20枚シナリオを描いているのか?答えは一つ、長編を書くためです。
だから、20枚シナリオはディテールをしっかりと描くこと、ショートストーリーを創ることではないことは、おわかりですね。20枚シナリオから長編を描いていくのか、実際ワークショップを重ねながら講義を進めるので、1回ごとにどうやればいいのかがわかります。
長編を書いたことのない方こそ、どんどん書けるようになる!
来年に向けて長編シナリオを作り上げてきましょう。2週間の執筆期間では、1時間もの(100枚~120枚)を書いてもらいますが、完成を求めることはしません。最後まで書けなくても構いません。書けなかった方には、書きながらぶつかった壁を認識することで、必ず書けるようになるはずです。
まずは挑戦してみましょう!!あなたが書いた20枚シナリオを基にしても構いません。
「観客を楽しませる長編シナリオワークショップ講座」カリキュラム
講義は必要最小限にし、時間の多くを「書く」「読む」「考える」「直す」など創作に直結する作業に費やす予定です。
レッスンのスケジュールは次の通りですが、進展に応じて構成や内容に変更が生じることもあります。
ワークショップでは互いの作品を交換することがありますので、大学ノートと鉛筆を持参してください。
Day1 10月13日:ネタ絞り出し―ログライン
長編を書き終えて気がついた・・・・あ、すでにあったわ!
長編を書き終えて気がついた・・・・ぜんぜん面白くない!
こうならないためにも出だしから気を抜かない。物語の種をブレストすることから始めます。ネタは降ってこない。絞り出せ!
Day2にはたくさんの種を持参せよ。
Day2 10月20日:ネタ会議
考えてきた種を「あーだこーだ」とグループで検討します。そして「これぞ」という種を選び出します。その種に必要なキャラクター、エピソード、障害、それらのバリエーション等々を加え、小さな物語にします。アイデアは降ってこない、絞り出せ!
Day3には短いプロットを持参せよ。
Day 3 10月27日:プロット会議
短いプロットを「あーだこーだ」とグループで検討します。果たしてこれは面白くなるのか、視聴に耐えるものができるのか。
できないとすれば何が原因なのか。反省を元にさらに長いプロットを練ります。物語の出だし、盛り上げる承、そして結末までが入ったプロットに仕上げよ(ここは正念場:期間は3週間)
Day 4 11月17日:プロットを磨く
プロットをグループで検討します。プロットが簡単に完成すると思うのは大間違い。問題点の多いプロットの原因を探ります。プロデューサーが首を縦に振るプロットに書き直せ!
Day 5 11月24日:クランクイン(構成を入れて執筆開始)実作に挑戦
グループで完成プロットを検討します。果たして物語は前より面白くなったのか。完成プロットに構成を入れていきます。物語をどう表現していくのか、作者の腕の見せ所。そしていよいよ長編シナリオへ。(期間は2週間)
Day 6 12月8日:上映会(作品披露・評価・感想)
長編作品をお互いに読みます。読者は正直な感想・コメントを述べることを心がけます。
Day 7 12月15日:反省会
興行は成功したのか失敗したのか。問題点はどこか、反省すべき点はどこか。次回作のために気をつけるポイントは何なのか。
体験しないと分からない反省ポイントの数々。反省・・・おそらく長編講座のキモはここ。