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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

描き続けるためのゼミクラス

朗読劇「お店」

講師だって悩んでいるのです

シナリオ・センター代表の小林です。今日の講師会のテーマは、ゼミナール活性化対策です。
夏休みのある8月は、いつもお休みの方が多いのですが、今年は創立以来初めてのことが起りました。
お休みの方が出席者より上回ったのです。最近の気候でもないのに、こんなことは前代未聞です。
皆さん、そんなに夏休みを満喫されちゃったのですか?(笑)

9月はさすがに戻っていらっしゃっていますが、ふつうは出席者と欠席者の割合は6:4なのです。
7月のサマーセミナー参加者の方は、「45分に1本描くという訓練を4回も続けたおかげで描く自信がついた」とおっしゃる方がほとんどでしたので、8月は皆さんがガンガン描いて下さるものと期待していただけに、この数字をみたときは愕然としました。

ゼミの講師に聴き取りをしました。どなたもがこの夏は愕然とされて、ご自分のせいではないかと悩まれていらした講師が多く、全体的な傾向だとわかってかえってホッとされた方も。(笑)
講師は、一人でも多くの方にシナリオを描いてもらいたい、ゼミで発表してもらいたいと願っています。
どんどん上に上がってライターズバンクやコンクールを活用してデビューを果たして欲しいのです。
そのためには、昨日も書かせていただいたように「描き続ける」ためのモチベーションをどう保っていただくかを常に考えています。
講師の役目は、どれだけそれぞれの受講生のモチベーションを保てるようにするかですから。
あなたは、クラスで楽しんでいただいていますか?
あなたは、お仲間ができましたか?
今のクラスに満足されていますか?
楽しく発表でき、みんなで考え、感想を言い合い、お互いに意識を高め合うクラスにするにはどうしたらよいのでしょう。
皆様のご要望ご意見をお聞かせいただければと思います。事務局の誰かれなくお声かけください。

朗読劇でモチベーションアップ

クラスでモチベーションを高める一環として、作家集団大前クラスは、年に1度、声優さんのプロダクションとジョイントして朗読会を行っています。
作家集団の中で、5作品を選び、その作品を若手声優さんが舞台で朗読してくれるのです。
ご自分のシナリオで、声優さんを通して、聴取者の方々に映像を浮かべさせることができるのか。一番のポイントです。
目を閉じれば、まぶたの裏にくっきりと映像が浮かんできてこそ、シナリオは成功したといえるでしょう。

今年は、テーマは「お店」だそうです。
10月7・8・9日、北池袋・新生館シアター(東上線北池袋駅徒歩30秒)
「ふくふくまねきねこ」作 脇本ゆかり
「赤いガーベラを探して」作 朝宮馨
「おしゃべりオウムの言うことにゃ」作 前田郁
「京姫の春」作 舘利恵
「シチコ」作 山下真弓

脚本だけでなくプロデュースから受付、チケット販売など作家集団のみなさんが一緒になって作っていく朗読会です。
ご予約は三木プロダクション 03-5308-0729 info@mikipro.co.j 

こんな方法もモチベーションを保つためのひとつです。
あなたのクラスでは、どんなことができるでしょうか。ちょっとしたお茶会でも、飲み会でもいいでのす。シナリオ同人が、お互いを高め合って楽しめる場所であれば。
受講生の皆さんにとって、シナリオ・センターは居心地のいい居場所でありたいと願っています。

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