シナリオ・センターPresents「Theミソ帳倶楽部 職業のひみつ 編」は、ちょっと珍しい職業の方をゲストに、その職業ならではの秘密を聞きだし、皆さんの引き出し=ミソ帳を増やす公開講座です。
職業のひみつ ~フリージャーナリスト 編~
例えば、課題で「魅力ある男」を書こうとアイデア出しをすると思い浮かぶのがジャーナリスト。「愛してたって、秘密はある。」で川口春奈演じる爽の兄暁人はジャーナリストです。では、ジャーナリストって?新聞記者や週刊誌記者とどう違うの?政治や行政、企業のスキャンダルなど、取材テーマの決め方や取材方法は?そもそも、どんな人物なの…
ドラマの登場人物としてイキイキと書けるほど、Google先生は教えてくれません。
そ・こ・で!「Theミソ帳倶楽部~職業のひみつ~」は、職業ものを書くための助けとなるゲストをお招き。第3回目は…
巨大サラ金会社から1億円で訴えられた男
日本一貧乏なジャーナリストの生態を公開!
WOWOW 連続ドラマ『推定有罪』(2012 年/「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」の脚本・前川洋一氏、監督・
鈴木浩介氏コンビの作品)のシナリオ監修をしている三宅さんから、ドラマの脚本はリアル世界のディテールをどこまで優先するべきかなど、三宅さんの経験を基に具体的なお話をして頂きます。
・年収200万円以下の─流ジャーナリストの生活 ・ペンを武器に世の中の不正と闘い続ける動機
・新聞記者、週刊誌記者とフリージャーナリストの違い ・取材テーマの決め手
・告発キャンペーン記事に対する損害賠償額1 億1000 万円の結末 ・裁判で得たもの失ったもの
・名誉毀損訴訟は大企業の恫喝ツール ・消費者金融、奨学金、テロ準備罪─役人言葉の裏側
・三宅氏が新たに挑戦している「税金万引きGメン」の舞台裏 ・政治家の不正の見破り方
などなど、前回ご登壇頂いた横浜さんがナビゲートしながら、フリージャーナリストの仕事内容や日常まで、みなさんがシーンを描きやすいようにお話し頂きます。
※講義の2週間前までアンケートを実施。あなたが知りたいこと、ぶつけてください!
ゲストの三宅勝久さんのプロフィール
ゲスト:三宅勝久(みやけ・かつひさ)
フリージャーナリスト
1965年、岡山県生まれ。フリーカメラマンとしてニカラグア、メキシコ、アンゴラなどで取材活動のあと『山陽新聞』(本社・岡山市)記者を約5年つとめる。2002年より再びフリー。「債権回収屋 “G”─野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。2003年、消費者金融「武富士」の批判記事が原因で、同社から1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こされるが勝訴。サラ金、自衛隊、原発利権などの著書多数。杉並区政の闇に斬り込んだ話題の近著『税金万引きGメン』(若葉文庫)が好評発売中。
ナビゲーター:横浜大輔(よこはま・だいすけ)
若葉文庫 代表 元フライデー・元週刊現代 記者
1976年、千葉県生まれ。自動車雑誌やムック本などの編集者、週刊誌『フライデー』(講談社)、『週刊現代』(同)の契約記者を経て、2016年にノンフィクション専門の出版社「若葉文庫」を設立。若葉文庫の最新刊『欠陥住宅の正体──住宅トラブルを未然に防ぐ29の基礎知識』(岩山健一 著)は、家づくり本の新定番として『@DIME』(小学館)ほかで紹介され注目を集めている。