蛍のころの「水の山」映像祭 北杜市シナリオコンクール
シナリオ・センター代表の小林です。神宮外苑のイチョウ並木もすっかり葉を落として冬木立に変わり、道路は、まるで黄金色のじゅうたんのよう。
数人のこどもたちが、汚れるのも構わずスライディングを楽しんでいます。若いお母さんたちの苦笑い。ちょっと懐かしい風景でした。こどもが外で転げまわって遊んでいる姿を久々にみました。 「子どもは風の子」といっていたのはいつのころまでだったのでしょう。
今年新しくできた「蛍のころの『水の山』、映像祭 第1回北杜市シナリオコンクール」の発表がありました。
一般部門の小中学生部門と分かれています。小中学生にシナリオを書かせてくださるのはとてもうれしいです。
「一般部門」の発表です。 おめでとうございます!びっくりするくらい入選してくださいました。
グランプリ「虎をかぶりて、駆けていく」有田哲也さん(通信研修科)
準グランプリ「大好きな君に映画を見せたいんだ」山下真弓さん(作家集団)
佳作「青空CUT」杉田丘実さん(通信本科)
「愛ターン、孫ターン」八田明子さん(作家集団)
「東方からの理想郷」新井啓明さん(作家集団)
「北杜市移住拒否課」吉村亮二さん(作家集団)
「恋とレタスと流れ星」百島正さん(作家集団)
グランプリの「虎をかぶりて、駆けていく」は、映画化され、蛍の頃に映像祭でお披露目されます。
監督も公募で選ばれているとのことで、どんな映像になるのか、とても楽しみです。
和の文様
出身ライターの藤依里子さんから、新しい年を迎えるにふさわしいすてきなご本が贈られてきました。
題して「願いをこめて和の文様ぬり絵」(東洋館出版社刊)
文様は江戸時代中期、町人文化の発達とともに遊び心あふれるものが生まれてきたそうです。
文様には色々な意味があるとのことで、髑髏までも文様になっているのだそうです。
文様ってとても面白い世界なのだということがわかりやすく解説されており、ぬり絵も楽しく遊べますが、それ以上に文様の魅力に驚かされます。
しかも文様は、想像力を高めます。文様の意味や背景などを調べてみるとあまりに深くてちょっとはまります。
そんな背景に思いを馳せながらぬり絵をしていくと想像力がいっぱいに広がっていきそうです。
開運には、名君が世を支配し天下泰平が続くと表れるという鳳凰紋。幸運繁栄のシンボルだそうです。
必死にぬり絵して鳳凰が表れるよう祈りたいです。(笑)
金魚紋は金運だそうです。金魚は中国語ではチンユ、お金が余っていることを意味します。
無病息災、長寿は鶴紋、亀紋。
良縁を願うなら、結び目紋、亀甲紋を必死にぬりましょう。有働アナウンサーに教えてあげようっと。(笑) もうすぐ受験期です。合格を祈って、鯉紋、龍紋。鯉は中国では急流や滝を上ることができると龍になると言われているのだそうです。
そんないわれを思いながら、願いを込めて色を塗っていく、お正月にうってつけの遊びかと思います。
素晴らしい未来を願って、楽しんでみてください。