シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昼夜の寒暖の差が激しくて、風邪引きさんが増えているとのこと。私は、気温の変化に備えて、いつもスカーフ、マフラーの1枚をバッグに、カーデガンの1枚をロッカーに入れてあります。ちょっと気をつけておくといいですよ。
ゴールデンウイーク明けは、目が回るほど忙しいです。長の休みは嬉しいけれど、毎年のことながら、休みの前後のドタバタはなんとかならないものかと思います。
私は、5年日記をつけているのですけれど、前年同日の様子がわかるのが面白い。昨日7日は、去年も一昨年も、「疲れた」「背中が痛い」同じ内容でした。(笑)
自分だけではなくて、家族も同じなんですよ。不思議!
何年かを読み返してみると、案外同じ行動をしていて、同じような時期に風邪を引いたりしていて、ちゃんと覚えておいて気をつければいいのですけれどね・・・。
ここのところ、いくつかのコンクール主催から、コンクール応募のチラシが届いています。チラシは、事務局やホールなどにおいてあります。
「創作テレビドラマ大賞」は6月30日締め切り、「函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞」7月10日締め切りです。そろそろ書き始めましょう。
先日、NHKBSプレミアムで、「うた魂」をみました。
これは函館港イルミナシオン映画祭2004年にグランプリをとった栗原裕光さんの作品です。
2008年に上映になったときにも観たのですが、今観てもやっぱり面白かったです。
合唱する人の口のあけ方が、鮭の産卵するときの顔に似ているという発想から生まれたお話です。
好きな男の子に言われて、歌えなくなる女子高生の気持ち、これって、時代を超えたものですからね。
「函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞」では、毎年シナリオ・センターのどなたかがいただいていて、今やベストセラー小説家で脚本家の大山淳子さんも2008年にグランプリに輝いています。こちらは、まだ映画化になっていないのが残念ですが。
大山さんの新刊がポプラ社からでました。今読んでいる最中なので、読み終わりましらご紹介しますね。
今日は「シナリオの技術で書く 小説講座」の開講です。本当に小説を書きたい方が増えています。表現したい方が増えたってことは、ご自分の考え、想いをお持ちの方が増えていること。世の中がよくなるすてきなことです。
12日まで、新国立劇場で鈴木光司さんの「SADAKO~誕生秘話~」を劇団EXILEが公演中(大阪5/15・名古屋5/23・静岡5/25・26公演)ですが、この戯曲は鈴木光司さん。初めて戯曲にも挑戦されて、
「この歳になって、新たに芝居にチャレンジし、学ぶことはたくさんありました。」とおしゃっていました。
ベストセラー作家でもいつでも学ぶ姿勢をお持ちの鈴木光司さん、だから面白いものが書ける・・・常に前を向いてチェレンジし続けることが、創作者の創作者たる所以なのでしょう。
新たに、小説にチャレンジされた方、果敢に学んでくださいね。
この歳になってやっとわかったことは、学ぶことには限りがないこと・・・若い時に「もういいや」って、投げてしまったことが今はただただ悔やまれてなりません。
後悔って、こういうことなんだあ。(涙)今更、今更ですが・・・始めることに怯えない自分でいようと思います。