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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

新しい門出

132期シナリオ作家養成講座 開講日

寒さにも負けず

シナリオ・センター代表の小林です。昨日は、33年ぶりの低温警報がでたと言っていたけれど、今日は今季一番、48年ぶりの寒気という表現に。どんどん寒くなっているってことらしい。
シベリアでは-40度というのはあたりまえのことだそうですが、そのシベリアが-67度になったとか。南極で-60度なのだそうで、どんだけ寒いのだあ!!
私には、想像もできない寒さですけれど、シベリア抑留された方々は、こんな中で必死に生き抜こうとされていたのかと思うと、戦争なんてゼッタイ起こしてはいけないと強く強く思います。
自然災害は、人知ではどうにもならない部分もありますが、戦争だけは人間が起すこと、人間の叡智や愛で乗り切れることは、いくらでも乗り切る努力をしなくてはいけません。
やられたらやり返す的思考は、叡智とは程遠く、愛を生み出すこともできませんから。 

本白根山の噴火、ルソン島の火山噴火、アラスカの大地震と続くと、地球に何かが起きている気がしてなりません。
人間には知らないこと、わからないことがたくさんあるのに、いかにもすべてを把握しているような傲慢さに、地球が警鐘を鳴らしているのかもしれません。
人として常に謙虚でありたいと思います。

技術とは

今日は、132期シナリオ作家養成講座の開講です。48年ぶりの寒さの中で皆さんおいでくださっています。 皆さんのお顔を拝見していると、気力が漲っていらっしゃるのです。
シナリオ作家養成講座は、年3回開講していますが、不思議と1月期は、モチベーションが他の期よりも高い気がします。
たぶん、新しい年を迎えて、新しい気持ちで新しい自分と向き合おうとされていらっしゃる方が多いからかと思います。
もちろん、いつから始めても、始めるためには意欲が必要ですから、どなたも気力を充実させていらっしゃるのですが、新年という区切りは、ちょっと普通よりも高揚するものがあるのでしょう。嬉しいことです。

開講日前半1時間は、オリエンテーションとして、私が講座の勉強の仕方などをお話させていただくのですが、いつも皆さんのお顔を拝見しながら、創作を楽しんでいただくために今以上に何ができるだろうかと考えています。
未熟な私は、毎回試行錯誤しながら、二つのそうぞう(想像と創造)の大切さをお伝えしていきたいと願っています。
物を言いにくい世の中になりつつある昨今、自分の想い・考えをどう伝えるかということはとても大切なことだと思っています。
人は皆違うのですから、誰もが同じ想いや考えを持ってはいません。そのことを踏まえて伝えるには、技術が必要です。
シナリオの技術は、伝える技術です。
どう見せたら伝わるかを考えて描いていきます。
見せ方ひとつで、伝わるものも伝わらなかったり、感動させたりすることができます。
シナリオの技術を学んでいくと、日常でも見えなかったものが見えてきます。

話はちょっとそれますが、研修をさせていただいている企業で、日報の代わりにシナリオ日記を書いていただいています。
シナリオでその時の場面を起してみると、他の人(同僚や上長)でもどうなっていたのかがよくわかりますし、ご本人も客観的に見ることができるのです。
効果が高く、共有できることで喜んでいただいています。
財務省にも取り入れていただければよいのではないかと、よろしくお願いいたします(笑)
シナリオは、視野を広げてくれます。
創作のどんなジャンルにも基本は通用します。
シナリオで伝える技術を体得してください。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
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  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ