いちばんたくさん書かれる言葉
こんにちは、エンゼル浅田です。あなたのシナリオをパラダイスに導きます。
登場人物の名前って、どうやってつけていますか?
ただ何となくとか、まあ深く考えず適当につけてますっていう人、案外、多いんじゃないかと思います。
時々、登場人物の名前が、たとえば佐久間だったのが途中から佐々木に変わってしまっていたり、美津子と真奈美が途中から入れ代わってしまっているシナリオがあります。
いい加減に名前をつけていると、そういうことが起こりがちです。
名前のつけ方をちょっと考えるだけで、そういうミスがなくなります。それだけではありません。名前のつけ方ひとつで、あなたのシナリオが大きく変わってきます。それこそ天国と地獄の違いです。
天国への扉のカギは、その人物のキャラクターのイメージに合った名前をつけることです。
実は、シナリオで一番たくさん書かれている言葉は登場人物の名前なのです。
人物の名前をキャラクターのイメージ通りにつければ、名前を書く度にキャラクターを再確認できます。それだけキャラクターを脳に刻みこませることになるわけです。
シナリオを書く前に人物のキャラクターをしっかりイメージしていたはずなのに、書いているうちにキャラクターが見えなくなってしまったり、まったく違うキャラクターになってしまったことはありませんか?
どうしてもシナリオを書き進めているうちに、ストーリーに気持ちが奪われてしまい、キャラクターが二の次になってしまうからです。
でも、人物の名前を書く度にキャラクターを意識できれば、ストーリーに奪われそうになった頭をキャラクターに引き戻すことができます。
人物の名前をキャラクターのイメージ通りにつけることで、キャラクターが途中でブレたり、まったく変わってしまったり、見えなくなってしまったりすることがなくなるのです。
さらに、その人物のト書やセリフを書く度に、キャラクターを意識できるようになるので、こんな時、このキャラクターなら、どんなことを言うかな、どんな行動やリアクションをするかな、と自然に考えられるようになります。
すると、キャラクターならではのセリフやト書が浮かび、今までにない新鮮なシーンが書けるようになります。
今までにない新鮮なシーンが書ければシナリオが格段に面白くなります。
ただ名前のつけ方だけですよ?
それでシナリオが面白くなるわけですから、明日からでも、いや今すぐにでも始められますよね。