へんちょこりんなシナリオ学校
シナリオ・センター代表の小林です。TBS連ドラシナリオ・センター大賞の発表があって、ブログにも書かせていただいたら、「石川さんが入選して嬉しい」というメールが退職した元ライターズバンク担当の大塚から届きました。
しかも、前に石川さんが受賞された短編自主映画のタイトルまで覚えていて、私の方がびっくり。
シナリオ・センターのアーカイブに給料あげなくちゃ。(笑)
シナリオ・センターって、こういうところなのです。もう退職した人までが受講生の皆さんに心を馳せているようなへんちょこりんな学校。
何故って、センターの講師もスタッフも、受講生の皆さんが夢に向かって走っている姿が大好きで、一緒に併走しているつもりだからなのです。
ちなみに東京だけでも在籍生通学1200名、通信900名、ライターズバンク登録者は700名強もいらっしゃるのですけれど。
ベタ過ぎと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここが他の学校のどことも違うところかもしれません。
私は、そんな講師やスタッフの思い入れが、受講生の皆さんの背中を押しているから、受講生のみなさんが結果を出してくださるのだと思っているのですけれど。
ライターズバンク後任の竹村も、大塚に負けずに熱く応援しています。
シナリオコンクールも今年もどんどん行われます。どんどんチャレンジしてくださいね。
おめでとう、監督の道へ
監督発掘のプロジェクトというのがあります。
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」
文化庁から委託を受けて特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が行っているプロジェクトで、各学校から推薦された人を選び、映像制作技術と作家性を磨くためのワークショップ、制作実地研修を行い、最終5人に選ばれると作品の場所を提供してくれるというものです。
シナリオ・センターも推薦枠を持っています。
今年は、昨年の通信本科の目黒啓太さんについで、本科の齋藤栄美さんが多くの推薦者の中から最終5人に選ばれ、作品作りをさせていただきました。
「トーキョーカプセル」という作品を発表します。
おめでとうございます。
このプロジェクトは、推薦された中から選ばれた限られた人がワークショップや研修などに参加して腕を磨き、その中からまた最終的に5人選ばれて、勉強した成果を作品発表という方法で披露し、多くのプロから講評をいただくというというものです。
2月9日から、東京・京都・大阪・名古屋各地で合評上映会が行われます 。
東京 2/9(金)13:00~17:00 丸の内TOEI①
京都 2/14(水)18:00~20:50 京都文化博物館フィルムシアター
大阪 2/15(木)18:15~21:30 シネ・リーブル梅田
名古屋 2/16(金)18:30~21:30 シネスコーレ
入場希望の方は、連絡先03-3543-7532 http//www.vipo-ndjc.jp
合評上映会では、たくさんのプロの方から講評をいただき、長篇監督への道を1歩踏み出していきます。
目黒さんも齋藤さんももちろんシナリオが描けます。
シナリオが描けるからこそ監督としての1歩が踏み出せたのです。
シナリオは、映像制作の大元、要です。基本をきちんと体得することから監督の一歩も始まります。
監督を目指す方も、まず基本のシナリオを学びましょう。