私のバレンタイン
シナリオ・センター代表の小林です。今日は、バレンタインデーです。私にはもはや何の関係もありませんが、事務局には義理チョコをしっかり配りました。社長からのプレッシャーです。(笑)
今年のバレンタインは低調というニュースもありましたが、表参道のチョコレート専門店は大賑わいでした。
表参道には、欧米の有名なチョコレート旗艦店がたくさんありますが、先月OPENされたお店は、一番安いチョコレートで5800円とか。チョコレート大好きですけれど・・・一生口にできそうもありません。
どれだけチョコレートをもらったかを競う時代もありましたが、今も同じなのでしょうか。
もし、ドラマでチョコ競いを描くとしたら、どんな風に描かれますか?
私が今一番気に入っているのは、バレンタイン宝くじのCM。
役所広司さんならではの演技はホント素晴らしいですが、わずか30秒のシーンで、ドラマチックに宝くじの魅力が余すことなく出ています。
案外CMは、シーンを描く勉強になりますね。
私も、チョコレートよりバレンタイン宝くじが欲しいです。(笑)
47行の物語のラストシーン
「47都道府県シナリオコンクール~47行の物語~」の授賞式と最優秀賞を選ぶイベントを4月に行います。詳細発表は3月1日に行います。乞うご期待ですよ!!
「47都道府県シナリオコンクール47行の物語」は、毎月募集し、その地方出身の出身ライターの方々に最終審査をしていただき、月刊最優秀賞を選んでいただきました。
わずか47行の中に、しっかりと地方の特色、キャラクターが出た作品が選ばれ毎月楽しみでした。
今度は、月間最優秀賞10本の中から年間最優秀賞の作品を選出します。
年間最優秀賞を決めるのは、皆様に投票をしていただく形にしようと思っています。
なので、シナリオ教室2017年5月号から2018年2月号までに、毎月すべての作品が記載されておりますので、もう一度読み返していただきたいと思います。
選出のポイントは、3つです。
①課題の「ごはん」+地域ならではの特性が出ているか
②ストーリーではなくシーンが描けているか
③人間が描けているか(キャラクターが出ているか)
このポイントは、実は20枚シナリオを描くときのポイントでもあるのです。
わずか20枚でストーリーを描くのではショートシナリオです。
ストーリーではなくシーンを描くこと。20枚の先に、20枚の前に広がりがあればこそ、シーンの積み重ねこそが長篇へとつながっていくのです。
そんなことを、もう一度頭に入れながら、読み返してみてください。大きな発見もあるかと思います。
2月 九州・沖縄地区 月間最優秀作品『あご出汁の味噌汁』小檜山長代さん(作家集団)(シナリオ教室2017年5月号掲載・審査員柏田道夫さん)
・3月 東北地区 月間最優秀作品『はれの日の朝』有坂尚子さん(作家集団)(シナリオ教室2017年6月号掲載・審査員あべ美佳さん)
・4月 東京地区 月間最優秀作品『マモル』山下エリカさん(研修科)(シナリオ教室2017年7月号掲載・審査員寺田敏雄さん)
・5月 北陸甲信越地区 月間最優秀作品『かかの醤油おこわ』田中理恵さん(通信作家集団)(シナリオ教室2017年8月号掲載・審査員松田裕子さん)
・6月 中国地区 月間最優秀作品『ふくの料理』横内治さん(作家集団)(シナリオ教室2017年9月号掲載・審査員吉田玲子さん)
・7月 北海道地区 月間最優秀作品『酪農一家のイクラ丼』三浦優子さん(通信本科)(シナリオ教室2017年10月号掲載・審査員山本むつみさん)
・8月 近畿地区 月間最優秀作品『小正月』北辻類さん(130期作家養成講座【受賞当時】)(シナリオ教室2017年11月号掲載・審査員森下直さん)
・9月 四国地区 月間最優秀作品『正しい帽子パンの食べ方』朱花かの子さん(作家集団)(シナリオ教室2017年12月号掲載・審査員浜田秀哉さん)
・10月 東海地区 月間最優秀作品『似たもの同士』萩原幸子さん(作家集団)(シナリオ教室2018年1月号掲載・審査員いずみ吉紘さん)
・11月関東地区 月間最優秀作品『抑えきれない郷土愛』西出拓也さん(研修科)(シナリオ教室2018年2月号掲載・審査員荒井修子さん)
詳細が決まり次第お知らせしますので、お楽しみに!