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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

型破りになるために

林海象監督と20枚シナリオをみる

大人の音ナイトへ

シナリオ・センター代表の小林です。昨日は、企業研修の打ち合わせ、講師面談などで、表参道シナリオ日記を書く時間が取れませんでした。失礼いたしました。
毎日書いているものやらないと、なんだか情緒不安定な気分。ルーチンって恐ろしい。(笑)
2・3月は、すべての講師と面談を行います。東京だけで43人、毎日2人ずつ面談していきますが、案外ハードなんです。(笑)
毎年のことなのですが、改めて講師の意欲、やる気を感じられるひととき、個々の前向きのご意見聴ける機会なので大切にしています。
講師の皆さんが一丸となって頑張ってくださらないと、シナリオ・センターは成り立ちませんからね。
 

2月26日にラジオドラマを楽しみながら、オーディオドラマを担当してくださっていた故森治美さんを偲ぶという時間を持ちたいと思っています。
「音ナイト」19:00から、シナリオ・センター3階ホールで。参加費500円。
参加の方には、森治美戯曲集もプレゼントさせていただきます。
森治美さんは、お芝居もたくさん書かれていますが、ラジオドラマを多くの人に聴いてもらいたいと創作ラジオドラマ大賞の審査員など精力的に活動されていらっしゃいました。
森治美のラジオドラマ作品は多くの人に親しまれ、数々の賞も受賞されました。
その森治美のラジオドラマを聴きながら、2月の宵を大人ムードでラジオドラマを楽しみたいと思います。
奮ってご参加ください。

夢みるように

渋谷の「LIBRAIRIE6+シス書店」で2月9日から24日まで、出身監督の林海象監督の「夢みるように眠りたい」展が行われています。
今日は、展示を拝見にお伺いしました。
連日「夢みるように眠りたい」「二十世紀少年読本」「海ほおづき」「弥勒MIROKU」を上映(日替わり)その他に、林海象監督の画、スチール写真、フィルムなども展示されています。
中でもシナリオ・センターの受講生には特に興味深いのは、シナリオ・センターで描かれた20枚シナリオ。「夢みるように眠りたい」の基になる作品だそうです。
展示物なのに、中身を見せていただいたのですが、実にきちんとシナリオ・センターの基礎技術を基にお書きになっており、思わず「監督の20枚シナリオ、めちゃ基本に忠実ですね」と申し上げたら「そりゃ、当たり前でしょう。僕は今でもちゃんと描いていますよ。受講生のみなさんにも見せてあげたい」と。
なんだかとっても嬉しく、林監督の描かれた絵も買っちゃいました。(笑)
とても元気が出る素敵な絵なのです。
シナリオ・センターに展示して、皆さんにも林海象監督の元気を、シナリオの力をおすそ分けしようと思っています。お楽しみに。
「型を知って型を壊せば型破り。型を知らずして型を壊せば型なし」という言葉がありますが、まさに林海象監督の魅力は、型を知っての型破り。
最初は誰でも初心者です。
そのときにどれだけきちんと基本を身につけるかで、その先が変わっていくのだと思います。
プロになるかアマで終わるかは、最初の一歩にかかっています。
是非、林監督の展示された20枚シナリオをみていただき、初心の大切さを感じていただけたらと思います。

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