ステップ
シナリオ・センター代表の小林です。いい天気で、気分もハイになります。
昨日は、131期シナリオ作家養成講座の修了式でした。
昨年10月から6ヵ月間、シナリオの基本をしっかりと学んでいただき、次のステップ研修科へほとんどの方が進んでくださいました。
「継続は力なり」は本当ですけれど、本当に難しい。
才能とはなにかと言えば、たぶん天分ではなく「継続する力」こそが才能なのだと思います。
講座の次のステップであるゼミナールは、実は「継続できる力」を作るためのものなのです。
講師は、皆さんが「描き続ける」モチベーションを維持できるよう、継続できる力がつくようにとひたすら努力しています。
シナリオ・センターの教育モットーは「褒めて育てよ」です。
「褒める」というと、「褒め殺し」ではとおっしゃる方もいらっしゃいます。受講生の中にも、「もっと厳しく」とおっしゃる方も。
ですが、それは違うというのが、新井一の教え、シナリオ・センターの考え方です。
算数とか決まりきった答えが出るものはいざ知らず、創作、クリエィテブなものは正解がありません。
正解のないものに、正解を出したら、否定をしたことと同じです。
創作する力は、そこで止まってしまいます。
それぞれに正解があるもので、本当の正解はないのですから。
だからこそ、いいところをみつけて褒めて伸ばしていくことこそが、創作の道だと思うのです。
子育てと同じかもしれません。大事に持っているもの、個性を伸ばすには、否定をせずにいいところを探して伸ばしていくことです。
ですが、シナリオを描くにはクリエィテブな部分だけでなく、それをより魅力的に見せるためのロジックが必要です。
シナリオ・センターがお教えできるところは、このロジック、映像表現の技術なのです。
キャラクター、カットバック、シャレード、リトマス法、小道具、カセ・・・etcetc。様々な技術を駆使する方法をお教えしていきます。
あなたの作品が魅力的になる技術と、描き続けたいと思えるモチベーション。
ご一緒に楽しめたら、嬉しいですね。
プレミアムフライデー
「シナリオ熟・47行の物語授賞式」の前日になり、朝からテンヤワンヤの大騒ぎ、天気にも増して事務局はシナリオ熟ハイです。(笑)
俯瞰でみていると、大きなポカがでそうだなあと思いつつ、傍らで担当の頑張りを眺めています。
もちろん、なにかあれば私が責任を取ります。
見ていなくたってやった人の責任にはなりません。
めくら判を押したとしても、押したからには、押した人に責任があるのですから。
明日の「シナリオ熟・47行の物語授賞式」は、19:00から22:30までLOFT9Shibuyaで行います。
会場は18:00からですので、早めにおいでくださって飲み食いもOKです。(あ、こちらは自腹、別会計ですよ)
皆さん、春の宵を、正真正銘のプレミアムフライデーをご堪能ください。