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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

5月は楽し

ヒントはどこにでも

待ち遠しい開講日

シナリオ・センター代表の小林です。説明会にいらしてくださった皆さん全員に、ご質問へお答えするメールを私がお返事をするということをここ10年くらい続けています。
今週は日曜日に行った133期シナリオ作家養成講座の説明会においでくださった皆さんに、月曜日からメールをさせていただいていました。
一週間かかって、ようやくすべての方にお出しできてホッとしています。
説明会ではちょっとしたシナリオを3分で書いていただいています。
書いていただく真意は、同じ設定でもみんな違うものを書く、人は皆違うからこそ創作は面白いのだということを実感していただきたいからです。
質問にお答えするだけでなく、書いていただいたシナリオにも、ほんのちょこっとだけコメントをさせていただいているのですが、本当に100人100色。
私自身がコメントしながら一人として同じではないシナリオを楽しませていただきました。

ゴールデンウイーク明けの5月12日から133期シナリオ作家養成講座が始まります。
たくさんの方にシナリオを書いていただけるようで、何よりも嬉しく、開講を心待ちにしています。 

遊びも学びもすべてが創作の肥し

シナリオ・センターは、4月29日から5月6日までゴールデンウイークのお休みをいただきます。
皆さんは、どちらかお出かけになる楽しいご計画をされていらっしゃるでしょうか。
私はというと、この連休は、断捨離をしながら愛犬ハルと一日中過ごすというのがテーマ。絶対に計画を入れないつもりでしたが、友達から美味しいものを食べに行こうと声をかけられると断れず、ついつい・・・。あ~、またまた太る連休でしょうか。
 でも、休んでばかりではいられません。連休が明けたら、そろそろ夏に向って始動したいと思います。

5月15日のミソ帳倶楽部は、先輩の小説家柚木麻子さんをお招きして「達人の根っこ~柚木麻子流 小説の書き方~」。
シナリオを勉強し、現場でプロット書きに明け暮れた柚木さんが得たものはどんなことだったのでしょう。小説家を目指される方は必聴。

5月19日のミソ帳倶楽部番外編は「ドラマを面白くするドキュメンタリーからのヒント~達人の根っこ中村髙寛監督編~」
ドキュメンタリーというとドラマじゃないしと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ドキュメンタリーをご覧になったときに感動するのは、本当のことだからなのですが、事実だけではないのです。
ただ撮っただけでは他人を感動させるまでにはいきません。感動させるツボがあるのです。
同じお話でも、どこから見せるか切り口によって、見せ方も見方もまるで違ってしまいます。構成です。
ドキュメンタリーの構成を知ることは、ドラマでの見せ方、切り口に大きな影響を与えてくれるはずです。
今回は、作家集団の新田講師が聞き手になって、ドラマに活かすためのノウハウを中村監督にお聴きします。
2006年公開の中村監督のデビュー作であり、12年経った今もリバイバル公開を各地でされている「ヨコハマメリー」の上映も行います。これは見逃せません。

ゴールデンウイークでは大いにシナリオのネタ集めをしてきてください。
後半は、小説の書き方を学び、ドラマの構成、切り口を学ぶ・・・充実の5月です。

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