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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

ドラマも人生も変化である

川上信也脚本・監督の「桃の缶詰」

変化の方向

シナリオ・センター代表の小林です。うっとおしい天気ですが、世の中のうっとおしさは、悲しいことに天気に勝るなあと思います。あれもこれも腹立たしい。(笑)

保育園に入れて、子育て真っ最中の事務局スタッフから、小児科医でも、保育園に入れるから病気になるとか、精神が安定しないとかおっしゃる方がいるという話を聞き、愕然としました。
保育園に対する考え方も、子育ての考え方も、私が、子育て真っ最中だった40年前と何も変わっていないのです。
3歳児伝説とか、母親を神聖化している人がいる限り、社会の受け入れは変わらないのでしょうね。
母親もただの人間、子供をうっとおしいと思うことだって、面倒だって思うことだってある、子供から離れたいことだってある。だからと言って、愛していないわけではありません。
子どもが何かをしたら母親の責任。仕事をしていて子供を見ていないからだとか非難されたりします。
だけど、父親は仕事といえば許されて、楽しんでいても、面倒をみなくても文句を言われることはほとんどありませんが、母親には世間は厳しい。本当におかしなことです
母親だから子供の全てをわかるわけでもなく、子供と母親はまったくの別人格だということ、個々違うのだということを理解しない限り、仕事をしたい母親も、子育てをしたい母親もすべての母親はつぶされます。
女性が輝く社会など御託だけを並べていないで、頭の中の切り替えを、まずは政治家の方々がしていただきたいものです。
ああ、 雨の日は余計なことを考えて、ついつい腹をたてちゃう。うっとおしい(笑)

きっかけ

梅雨が明けると夏です。夏と言えばサマーセミナーです。
今年は、昨年に引き続き「シナリオミッションインポッシブルⅡ」
「なーんだ、また昨年と一緒かあ」と思われるかも知れませんが、違います。
もちろん、テーマの魅力的なドラマを創るために、シナリオの技術をきちんと使えるようにする、教わったのに宝の持ち腐れになっていた技術を磨きに磨きあげる12時間には変わりありません。
でも、パートⅡは、各グループから選出されるグループ賞及び最優秀賞は、エンタテイメント性のあるシナリオライターを探しているエイベックス・ピクチャーズのプロデューサーに読んでいただくというチャンスつき。
シナリオを描く技術を磨きまくり、かつ新しい出会いを手にする一度で二度美味しいという素晴らしいバージョンアップセミナーなのです。
こんな短いシナリオだけで実力をわかってもらえるのかなと思われるかも知れません。ご心配ですか。
でも、 短くてもそこに技術をつかいこなせたかどうかは見事に出ちゃうのです。 そのために、ゼミの中では20枚シナリオを書いていただいているのですから。

昨年サマーセミナーでグループ賞に選ばれた川上信也さんは、選ばれたシナリオ「桃の缶詰」をご自分で監督されて映像化されました。
そして、なんとなんと!!!
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」で230本の中から19本に選ばれ、入選されました。おめでとうございます!!
明日16日15:40~17:30 渋谷SHIDAXhallで上映されます。
入場料無料ですが、サイトからチケット予約が必要ですので、下記より予約しておいでくださいね。 http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2236

サマーセミナーでの1日が、こうした実の結び方にもなるのです。
夏の1日から生まれた「桃の缶詰」は、まだこれから大きな賞に向って実らせていきそうです。
小さな種がどんどん大きくなっていくと思うとワクワクします。

サマーセミナーは定員70名限定です。
6/15現在もはや申し込みが60%に達しています。お早くお申し込みください。
「シナリオミッションインポッシブルⅡ」お楽しみに!!

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