転ばぬ先に
シナリオ・センター代表の小林です。梅雨らしい毎日が続きます。大阪北部地震は、どんどん被害が見えてきました。週末もまた雨のようで心配です。
ブロック塀倒壊で女の子が亡くなりましたが、学校は倒壊する可能性をわかっていたのに予算をもらえないので直せなかったという話が出ていました。
事実だとするとこんなひどいことはないです。
必要もない学校を建てるより、全国の学校の老朽化対策をきちんとして、子供の命を守るべきです。
いつなにがきてもおかしくない地震大国日本だというのに、本当にお上は能天気です。
センターのメンテナンスをやってくれている管理会社は、貸主のオーナーに、「何かあったときでは遅い、なにか起こる前に手を打つべきとだ」と常に進言してくれていて、早め早めに直してくれます。
昨日も雨の中、裏のブロック塀を見に来て、倒壊の心配がないかどうか調べてくれました。
隠しまくっても、見て見ぬふりしても、いつか何かが起きる・・・その時になったら、前に動くよりも数倍のお金も時間も労力もかかるものです。その上、被害が大きく出るかもしれない。
「転ばぬ先の杖」決して侮ってはいけません。
絶賛無名映画
今日は、「リバースダイアリー」の園田新監督がおいでくださいました。
ユーロスペースの上映もロングランで終わり、とりあえず一段落。 次は8月から名古屋で上映が決まり、その後大阪などへと全国展開へ動いていらっしゃるとのこと。
もっと多くの方に見ていただきたい映画なので、どんどん広まっていただきたいです。
この映画の凄いのは、イベント効果もあったかとは思いますが、何回も見てくださった方がたくさんいらっしゃったこと。最高8回見てくださった方も。
私は2回見ましたが、また違った発見があったりして、新しい感動でした。
6月23日からはこれまた面白い映画が上映されます。
「カメラを止めるな!」新宿K’s cinema 池袋シネマ・ロサ
出身ライター・監督の上田慎一郎監督の、脚本・監督・編集作品です。
本広克行監督も「面白い!傑作だから見逃すな!」、犬童一心監督も「笑った。グッと来た。感動した」との感想を。なにしろ先行上映でチケット入手困難を極めた話題作なのです。
先日、柏原寛司さんがミソ帳倶楽部においでくださった時、このポスターをみて、「この映画すごくいいよ!上田はブレイクするよ、すごい奴だよ」と絶賛されていらっしゃいました。
ゾンビ映画なのですが、ゾンビ映画ではない・・・ちょっと内容を行ってしまう訳にはいかないのですが、観てくださった方から「驚くほど面白い!」との評判が。
こんなに、まわりの色々な方から面白いから見た方がいいよと言われたのは初めてです。
「無名の新人監督と俳優たちが創った、まだどこにもないエンタテイメントを目撃せよ!」
チラシの惹句ですが、どうもその通りらしいので(笑)、是非ともご覧ください。
シナリオを描けなくては監督になれませんが、シナリオが描ければ監督になれます。(?!)
自分で描いたシナリオを自分で映像化するという手もあります。