月刊シナリオ教室7月号が出ました!
「月刊シナリオ教室」7月号が発行となりました。
7月号では2つのシナリオコンクールの受賞作を掲載。次回の応募を考えている方は、まずは目を通してみましょう。過去の受賞作を読まずして出すなかれ!です。
10年続いた「WOWOWシナリオ大賞」は昨年から一新され、第1回「WOWOW新人シナリオ大賞」として募集が行われ、3月に受賞が決定しました。大賞.受賞者は『赤いトマト』の圓岡由紀恵さんで研修科修了者。そして3名の優秀賞のうちのおひとり、『ぼっちのエース』を書いた伊藤竜也さんも元通信生でした。
7月号では伊藤さんの『ぼっちのエース』を掲載。今回から最終審査員も一新されていますので、どんな作品が受賞しているのか、読んでみましょう。大賞受賞作は制作されて放送されるため、残念ながら掲載できません。でも優秀賞の『ぼっちのエース』は面白いですよ!設定&展開もうまく、ハラハラドキドキもあるシナリオです。
もうひとつは第46回「創作ラジオドラマ大賞」佳作
第46回「創作ラジオドラマ大賞」の佳作、門前日和さんの『母ちゃんと王様』を掲載。ラジオドラマとして制作され、すでに6月9日にFMシアターで放送さましたので、お聴きになった方もいるかもしれません。放送されたものは直しが入っていますが、それ以前の受賞作として、応募作をそのままお読みいただくことができます。
ラジオドラマのコンクールは、テレビドラマに比べると応募数も少なく、受賞確率も格段に上がります。それだけでなく、音と声だけのドラマなので、舞台は南極でも宇宙でも、主人公は動物でも物品でも何でも可能。書き方が映像シナリオとは違うので、『母ちゃんと王様』をまずは読んで、オーディオドラマの書き方について学んで慣れておいではいかが?
映画『リバースダイアリー』の園田新さん
出身監督インタビューは映画『リバースダイアリー』を脚本・監督・製作・編集した園田新さんが登場。
海外の映画祭でも注目のオリジナル映画です。シナリオがよく練られていて、一筋縄では行かない運命の不思議さや人間の業を感じる造り、スタイリッシュな映像が特色です。インタビュー記事では、園田さんが八面六臂の活躍で、どのように映画を製作されたのか伺っています。でも監督志望者だけでなく、映画に興味がある方や、シナリオの発想に悩んでいる方にも発見があると思います。
「先輩のオ・シ・ゴ・ト」は作家の美輪和音さん
隔月連載の「先輩のオ・シ・ゴ・ト」は作家の美輪和音さんが登場。新刊本『ウエンディのあやまち』について語っていただきました。
公開講座採録ダイジェストは宇山佳祐さんの「僕とシナリオ、そして小説」と、那須真知子さんの「脚本家にたいせつなもの」の2講座を掲載。
毎月雑誌が届く「一の会」もあり
その他にも役立つ情報が満載の「月刊シナリオ教室」7月号は、1冊700円で事務局にて販売中。
毎月お手元に雑誌が届く「一の会」のシステムもあります。1年間で12冊届いて送料込みで8500円とお得です。お申込み・お問い合わせはシナリオ・センター事務局まで。