menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

性別・差別

女祭 7・19

好転

シナリオ・センター代表の小林です。気象庁のお話しだと、これから西日本に起こった豪雨のようなことは、毎年起こりうるとか。
九州や茨城などの豪雨でも、東日本大震災でもまだまだ復興していません。
本気で国を挙げてきちんと対策に取り組まないと日本そのものが壊滅してしまいそうです。
まずは、被害に合われた方々への対策を急いで欲しいものです。

せめてですが、シナリオ・センターの通信講座で学ばれている被災地の方々には、状況が好転できるまで、個々のご事情に合わせてお待ちしますので、安心してお休みください。
ご無理のない状況になったらまた再開していただければと思います。

性別

悲しい情けないニュースばかりの中で、お茶の水女子大がトランスジェンダーの学生を受け入れるという素敵な発表をされました。
トイレ、更衣室、男性アレルギーの学生などに対する問題などオールウェルカムではないことが色々あるかと思いますが、大きな拍手を送りたいです。
続いて日本女子大、津田塾大、東京女子大、奈良女子大などが門戸開放の検討をされているようですが、どんどんと広がってほしいものです。
人はひとりひとり皆違うということを、すべての人がわかれば、大騒ぎすることでもなく、こんなことは当たり前のことなのだと思います。
別姓の問題もそうです。
同じ苗字でなくては家族が崩壊するという大時代的な考え方を持っているから問題になるのです。
すべてはみんな違う個として生き、個としての存在を認めるからこそ家族としてまとまることができ、社会全体がお互いを認め合うことができるようになるのです。憲法でも保証しています。
苗字が同じなら家庭崩壊しないと言い切る人が、浮気するのはやめてください。(笑)

女性問題としては、男性社会の今は、こういう見せ方もありでしょう。
女性監督が輝いています。でも、女性とつけずとも監督だけでも当たり前の社会でありたいです。
「ムビハイ18 女性監督特集 女祭」
7月19日(木)19:00~、若手女性監督の映画特集が、新宿K’s cinemaで上映されます。
数多くの映画祭で受賞されている川崎僚さんがプロデュースされました。
6編の女性監督の短篇映画が上映されます。

「工藤ちゃん『君のいる街』」(MV 2018 5分)野本梢監督
「彼は月へ行った」(2014 19分)藤本明世監督
「ニナ」(2016 20分)中澤香織監督
「彼女のひまわり」(2018 10分)川崎僚監督
「わたしが発芽する日」(2016 28分)野本梢監督
「小林未季『あお』」(MV 2018 5分)川崎僚監督

川崎僚監督、中澤香織監督、野本梢監督は、シナリオ・センター出身でいらっしゃり、脚本も書かれる監督さんです。
先日ご紹介した園田新監督も上田慎一郎監督もそうですね。脚本だけでなく、監督もやっちゃうという道もあります。
昨年、サマーセミナーでグループ賞受賞の「桃の缶詰」は、作者の川上信也さんが監督で映像化し、ショートショートフィルムフェステバルで上映されました。
8月にも池袋シネマ・ロサで8月1日上映されます。サマーセミナーで描かれた作品でも、大きく成長して素敵な作品になるのです。

映像への取り組みは、色々な形がありますが、どんなことをやるにもまずはシナリオありきです。
基本のシナリオをしっかり学ぶことが、大きく飛躍するための始まりだと信じています。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ