より伝わるプレゼンテーションになる3つのポイント
より伝わるプレゼンテーションになるポイントは、3つ。
・「転」で、テーマを伝える
・映像的に伝える
・大切なことは3回言う
たったこれだけを意識するだけで、プレゼンの質はグッと上がります。
なぜなら、これらは映画やテレビドラマの脚本を書いているプロの作家が使っているテクニックの応用だからです。つまり、何千万人という観客・視聴者の気持ちをゆさぶる技術なのです。
身振りや手振り、口調の緩急といったような身体的な要素は一切入っていません。そのため、人前で喋るのが得意、不得意といったことは全く関係ありません。誰でも、できます!!
▼こんな課題を感じている方は、是非!
相手の心をゆさぶる「ゆさぶりスト」への道!
では、具体的にどのようにすればいいのか、様々な切り口から「学びの場」を提供しているシゴト大学というところで、講座を実施した、その名も「ゆさぶりスト養成講座~おしゃべり3分でゆさぶるシナリオ術~」から、解説していきます。>>シゴト大学についてはこちらから
「ゆさぶりスト」になれば、自分が伝えたいものごとの魅力を伝
そんなゆさぶるおしゃべりができるようになるために、欠かせないのがシナリオです。「ゆさぶりスト養成講座」では、ゆさぶりストになるための術を、観客の心
ポイント①「転」ではテーマを伝える!
おしゃべりには、起承転結という構成が大切です。何を伝えたいのかを起承転結の「転」で伝えます。話のテーマを予め自分の中で整理することで、話す方向性が定まります。
では、出だしはどうすればいいのか?
「起」はテーマに対するアンチテーゼから始めます。
例えば、こんな感じです。
伝えたいテーマが「毎日10分聞き流すだけでしゃべれるようになる英会話教材の紹介」であれば、
アンチテーゼは「たった10分の英語がしゃべれるようになるなんて、都合のいい話信じられませんよね」になります。
ポイント②映像的に伝える!
話を聞いていてイメージが湧くかわかないかによって、印象は大きく違います。
例えば、ETを初めて見た時の少年のインタビュー記事があったとします。
「いや~初めて見たときは、正直びっくりしましたよ~」あまりピンときませんよね。
これが「いや~初めて見たときは、びっくりして持ってたピザを思わずバシャンっと落として、キャーって叫びましたよ」だと臨場感があります。
実際の映画「ET」のシーンは、後者の作りです。映像的に表現すると伝わってきます。
英語教材の例で言えば、
NG:「たった10分の時間を作るのは簡単ですよね」
OK:「10分と言えば、何気なくネットを見ているあの時間です」
ポイント③大切なことは3回言う
言葉は、流れて消えてしまいます。なので、一番伝えたいこと、伏線として印象に残したいことは3回言ってください。
例えば、ドラマだったら、
娘「お母さん、渋谷行ってくるね~」
母「え~四谷~???」
娘「違う、シ・ブ・ヤ!」
母「あ、渋谷ね」
この後何気なくTVを見ていたお母さんが、渋谷起きた事件をニュースで目にしたら・・・観客は、「あの子が出かけたの渋谷だよなっ」と思うわけです。一回だと、印象に残りません。
相手の心を揺さぶるためには、技術が必要になります。そしてそれは、シナリオから学ぶことができるのです。日常の何気ないおしゃべりも商品説明もプレゼンも、基本は同じです。今回は伝える技術編といったところでしょうか。実際には相手の気持ちを想像する力も必要になります。それは発想編でしょうか。この発想もシナリオから学ぶことができます。
ゆさぶるシナリオ術とゆさぶるシナリオ発想が身について、初めてゆさぶりストになれると言ってもいいかもしれません。ゆさぶりスト目指して、3つのポイントを押えてくださいね。