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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

面白い

カメラを止めるな!チラシ

未来を見据えて

シナリオ・センター代表の小林です。台風12号は、やりたい放題、行きたい放題で動きまくりました。
まだまだ九州・四国は安心できないようです。
それにしても、西日本豪雨被災地、大阪地震の被災地は今まで頑張られたものがなし崩しになったりと、本当に気持ちが萎えてしまうことでしょう。
立ち直るには多くのお金と人材が必要です。税金はこういうところに使って欲しいものです。
税金の無駄遣いをしないで必要なところに出して欲しい。
口ばかりで生産性のない(?)議員など増やして歳費は誰が出すのでしょう。
私の税金は災害復興にとかこどもの教育費にだけ使ってほしいと、使って欲しい場所特定をできるようにしてみるのはいかがなもんで。
暑いとどうしても気持ちもヒートアップしてしまいがちで、腹を立てる機会が多くなっている気がします。

明日明後日は、鎌倉・川喜多映画記念館の「こどものシナリオ映画教室」。
子どもたちの楽しんでいる姿を見てすっきりすることにしましょう。
もう9年目になります。すっかり夏休みの川喜多映画記念館の風物詩のひとつとなっている子供たちの撮影風景ですが、この夏の暑さは今まで以上、熱中症にならないよう細心の注意を図っていきたいと思います。 子どもが創る映画は、稚拙ではありますがとても面白い。
子供たち自身もシナリオ作りから撮影まで手掛けることで、チームワーク、コミュニケーション、他人との違いを知り、一回り大きく成長します。

カメとめブーム

今、あちらこちらでニュースになっています。
映画「カメラを止めるな!」上田慎一郎監督・脚本・編集
約1ヶ月前、新宿K‘sシネマと池袋シネマ・ロサの2館の公開から始まったこの映画、まあすごい。
連日満員で(新宿では72回連続慢性という記録達成)、8館に拡大し、それがまたさらに人気が人気を呼び今週からは40館の拡大ロードショーが決定。
さらにさらに、全国約100館に展開すると発表され、大騒ぎです。
あの「この世界の片隅に」の200館以上の拡大を思い出します。
しかし、この「カメラを止めるな!」のように、なにしろわずか2館から始まってというのは、前代未聞ではないでしょうか。 しかも、新人監督、無名キャストで創られた映画です。
ご覧になった方はおわかりになるように、一見ゾンビ映画かと思うと・・・一見ではないゾンビ映画に(笑)驚かされるという、ネタバレができないので書きませんが、緻密な構成と巧みなシナリオに驚かされます。だからこそ、監督役の一声「出すんじゃない。出るんだ」のセリフが輝いて、マスコミにも独り歩きしてくれているようです。

「この世界の片隅に」もそうですが、「カメラを止めるな!」の共通点は、丁寧に基本に忠実に作っていらっしゃるからだと思うのです。
「カメラを止めるな!」は特に一見破天荒な作りのように見せかけていますが、きちんとした構成が面白さを際立たせています。
キャラクターもしっかりと創りあげられているからどうなってもブレませんし。
本当に久々に嬉しいニュースです。

ただいま連絡が入りました。 今年のndjc「新人映画作家育成プロジェクト2018」に研修科の川上信也さんが合格しました。 おめでとうございます。めざせ!上田監督に。

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