しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。
出身ライターの小鶴さん執筆の長編ホラー・ミステリー小説「Room No.36」が竹書房文庫より発売されました。「寝つきの悪い方が寝る前に読めば悪夢にうなされるそんな小説です」というお手紙つきで贈呈本が贈られてきました。表紙を見ただけで恐いです。絶対に扉を開けちゃいけないそうです。
この本は、もともと「36」というタイトルで、2008年に電子書籍として発売されました。そして何ヶ月も購買ランキング1位をとった作品です。小鶴さんはこれを名刺代わりとして竹書房の映像プロデューサーに渡し、それがご縁となり、5年の歳月を経て加筆修正したものが本書です。 書かれた当時の小鶴さんは「自分の内側に膨れ上がった物語を吐き出さずにはいられない。吐き出さなければ、気がおかしくなってしまいそう」なくらいの「創作飢餓状態」だったそうで、その気迫が作品から感じられ、同じ書き手なら、作品を楽しむ+その部分に大いに共感できることでしょう。
また先日、小鶴さん執筆のドラマ「ピロートーク~ベッドの思惑~」がオンブズカンテレ委員会2012「番組DVD 部門」特選賞を受賞。今後の活躍が期待されます。
ホラー小説&電子書籍の繋がりでいけば、
同じく出身ライターでサスペンスが得意な小鳥遊まりさんも、いるかネットの電子書籍「13回忌のバースデー」を執筆。またWEBコンテンツの「アルファポリス第6回ホラー小説大賞」でも「ジュピタ」のペンネームで執筆した「友び忌ー呪塊十三話ー」が読者賞を受賞。
いつかこの作品も書籍化され、映像になって皆さんを震わせる日が来ることでしょう。